英国裁判所のジェームズ・メラー判事が、ビットコインの創設者とされるサトシ・ナカモトと主張しているクレイグ・ライト氏に対して600万ポンド(約11.4億円)の資産凍結を命じた。
今回ライト氏は、同裁判所からサトシ・ナカモトではないと判断を下されている。

裁判所が資産凍結命令

英国裁判所のメラー判事が、オーストラリアのコンピューター科学者クレイグ・ライト氏の資産を凍結することを発表した。
この判断は、ライト氏がビットコインの発明者サトシ・ナカモトであるという主張に対して、仮想通貨オープン特許同盟(COPA)が提訴したことが発端だ。

COPAの主張では、ライト氏は大規模な欺瞞行為に及んでおり、経歴を捏造して主張を立証するために偽造文書を作成したと強調していた。
そして今月14日に裁判所はライト氏の主張を却下し、サトシ・ナカモトではないと結論付けた。

その中でメラー判事は、ライト氏が過去に支払い命令に対して履行しなかったことを挙げ、今回の裁判費用も回避するのではないかという懸念を表明した。
そのため、総額600万ポンドの資産凍結命令(WFO)を下したようだ。

COPAの費用に関する主張を慎重に考慮し、ライト博士の代理人として反論しうる点を予測した結果、WFOの適切な金額は600万ポンドであると結論づけました。

なお、ナカモト氏に関しては、自身が作成したと思われる文章の中で「私たち」と「私」の両方が使われていることもあり、チームを表している可能性があるとも言われている。

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この記事はCryptonewsの「UK Court Freezes £6 Million of Craig Wright’s Assets to Prevent Evading Court Costs」を参考にして作られています。