ビットコインマイニング会社大手マラソン・デジタルが、1億7,900万ドルで二つのビットコインマイニングサイトの買収を行うことが明らかになった。
プレスリリースによると、今回マラソン・デジタルは、ジェネレート・キャピタルの子会社から、二つのマイニングサイトを1メガワット当たり45万8000ドルで購入し、これらは現金で支払われる予定であるという。
また、当該買収により、マラソン・デジタルは、マイニング能力を合計390メガワット増加させることになる。
さらに、マラソン・デジタルによると、今回の取引は同社の「初の完全所有サイト」となり、ポートフォリオで直接管理する584メガワットの3%に追加されるという。これにより、マラソン・デジタルの容量は「910メガワット」にまで跳ね上がり、そのうち45%を同社が所有するサイトに、55%をサードパーティが所有又は運営するサイトに割り当てることになる。
なお、今回の買収に関して、マラソン・デジタルのCEOであるフレッド・ティール氏は、以下のようにコメントしている。
「ジェネレートからテキサス州グランベリーとネブラスカ州カーニーの拠点を買収することで、これらの拠点でのビットコイン生産コストを削減します。また、エネルギーヘッジの機会を活用し、運営能力を拡大する機会が得られると考えています。」
マラソン・デジタルの発表を受けて、同社のMARA株の価格は火曜日に9%上昇した。MARAは過去1週間で47%、年初来536%の上昇を記録しているところ、引き続き同社の動向及びこれに伴うビットコインマイニング市場への影響に注目していきたい。
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この記事は「Marathon Digital to acquire Bitcoin mining sites for $179 million」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta