シンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所Zipmexのタイ部門が、タイ証券取引委員会(SEC)の規制遵守のため取引と入金を一時停止することを発表した。
同取引所は昨年7月にシンガポールで破産申請を行っている。

Zipmexが取引停止を発表

仮想通貨取引所Zipmexタイランドが新規取引と入金を一時停止したことを発表した。
今回の停止はタイ証券取引委員会の基準の準拠を確認するためと説明しており、来年の1月31日までは通常に出金できるようだ。

Zipmex Company Limitedの業務が適切であり、タイ証券取引委員会(SEC)が定める基準に準拠していることを確認するため、当社は2023年11月25日午後1時以降、すべての種類の資産の取引および入金を一時的に停止する必要があります。
全てのお客様は2024年1月31日まで、ウェブサイトおよびモバイルアプリケーションを通じて、通常通りトレードウォレットからタイバーツおよびデジタル資産を引き出すことができます。

同取引所はシンガポールを拠点としてタイ、オーストラリア、インドネシアにサービスを展開しているが、バベル・ファイナンスやセルシウスのに資産を預け入れていたこともあり、経営難に陥り昨年破産申請を行った。
また、タイSECからは顧客の資産分離が適切に行われていなかったことや、サービスの利用や投資判断に必要な情報を開示していなかったことを理由に罰金を課されている。
そして、今年初めに計画されていたVベンチャーズによる同取引所の買収が頓挫したことで、厳しい運営が続いている。

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この記事はTHE BLOCKの「Beleaguered exchange Zipmex halts trading in Thailand」を参考にして作られています。