オーストラリアのベンディゴ銀行、仮想通貨取引所への高リスク支払いを規制へ

オーストラリアのベンディゴ銀行が、顧客を投資詐欺から守る必要性を理由に「高リスクの仮想通貨決済」の規制を行うことを発表した。

同銀行は7月31日、仮想通貨取引所への即時支払いに関する新たな規則を導入したと発表し、これにより「特定の本物の支払いに若干の摩擦が生じる」と同社の不正行為責任者であるジェイソン・ゴードン氏が説明した。

より具体的には、リスクが高いと判断した特定のインスタント仮想通貨取引はブロックされるというが、現時点でいかなる取引所が影響を受け得るかなのどさらなる詳細事項を明らかにしていない。

ベンディゴ銀行のかかる取り組みは、オーストラリアの四大銀行のうちコモンウェルス銀行、ナショナル・オーストラリア銀行、ウェストパックの3行に続く措置となっている。

なお、この点に関連して、チェイナリシスのAPAC政策責任者チェンイー・オン氏は、以下のように言及している。

「すべての潜在的な攻撃ベクトルと、被害者と詐欺師の間の潜在的なやり取りのすべてのポイントをターゲットにする必要があります。私たちはそれらのタッチポイントのひとつひとつに取り組まなければなりません。」

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この記事は「https://cointelegraph.com/news/bendigo-bank-crypto-blocks-pushes-australians-offshore-chainalysis」を参考にしています。