FTX.US元CEOのBrett Harrison氏が、新たな仮想通貨スタートアップ企業の資金として500万ドル(約6.4億円)を調達した。
同氏は機関投資家の顧客にサービスを提供する事業を立ち上げる準備を行っているようだ。

FTX.USの元CEOが事業資金を調達

FTX.USの元CEOであるBrett Harrison氏は、Architectsという新しい仮想通貨スタートアップを立ち上げるために、投資家から資金を調達したことを明らかにした。
Bloombergの報道によると、同氏はコインベースやCircleなどの業界の有名な投資家から500万ドル(約6.4億円)もの事業資金を得たとのことだ。
ベンチャー企業であるArchitectsは、中央集権型および分散型の仮想通貨市場を機関投資家などの大口投資家が使用しやすくするための取引ソフトウェアを提供するとしている。
ブルームバーグとのインタビューで同氏は、このスタートアップ事業によって機関投資家が仮想通貨への信頼を取り戻す手助けになることを望んでいると述べている。

昨年のテラの崩壊やThree Arrows Capitalの破産、FTXの破綻などのスキャンダル以降、投資家の仮想通貨への信頼度が大きく揺らいでいる。
その結果、仮想通貨スタートアップのベンチャー資金調達は、第4四半期に75%急落し、ほぼ2年ぶりの低水準に落ち込む結果となった。
このような背景により、今回ようやく事業資金を確保することができたようだ。
同氏は今後開発を進め、今年の第2四半期にはソフトウェアを発売する予定としている。

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この記事はCryptoSlateの「Former head of FTX.US raises $5M from Coinbase, Circle for a new crypto startup」を参考にして作られています。