仮想通貨レンダーのNexoが、資金の引き出しを拒んだと主張する3人の投資家から訴えられている。

これに対し、同社はすべての取引が「最終的なものとして受け入れられた」と説明している。

Nexo、180億円の引き出しを阻止か

仮想通貨レンダーのNexoは、1億700万ポンド（約180億円）以上の仮想通貨の引き出しを妨害したとして、投資家グループによって英高等法院に提訴されている。

Jason Morton、Owen Morton、Shane Mortonの3人の投資家は、プラットフォームから資産を移動しようとしたところ、Nexoが口座を凍結したと主張している。

その後、Nexoから数百万ドル（数億円）相当のNEXOトークンを割引価格で同社に売却するよう圧力をかけられ、仮想通貨の引き出しを妨害されたという。

これに対しNexoは、この「妨害」が2020年から2021年3月までに起こった出来事にもかかわらず、訴訟が今年10月に提起されたことから、この法的請求は「オポチュニズム的」であると説明した。

彼らのNEXOトークンの売却を含むすべての取引は誠実に完了し、文書化され、実行時に原告によって最終的なものとして受け入れられた。

NEXOトークンの取引からかなりの利益を得た原告は、Nexoプラットフォームからすべての資産を引き出した。

Nexoは今年9月、証券法に違反する投資商品を提供した疑いで、米8州の規制措置に直面している。

複数の州の金融規制当局が仮想通貨レンダーNexoの証券法違反を指摘
複数の州の金融規制当局が仮想通貨レンダーNexoの証券法違反を指摘 カリフォルニア、ニューヨーク、ワシントン、ケンタッキー、バーモント、サウスカロライナ、メリーランド、オクラホマの州規制当局は、Nexoの金利商品（EIP）の証券法違反を中心とした声明を発表している。
   

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