仮想通貨レンダーNexoは、証券法に違反する投資商品を提供した疑いで、米国8州の規制措置に直面している。

米国8州がレンダーNexoの証券法違反を指摘

カリフォルニア、ニューヨーク、ワシントン、ケンタッキー、バーモント、サウスカロライナ、メリーランド、オクラホマの州規制当局は、Nexoの金利商品(EIP)の証券法違反を中心とした声明を発表している。

サウスカロライナ州司法長官アラン・ウィルソンのオフィスは、規制措置は、利子付き仮想通貨口座を標的とした「州証券規制当局の作業部会」の成果であると述べた

NexoEIP口座の形で無登録または無資格の証券を提供・販売し、Nexoとその共同設立者がEIP口座に関する重要な事実を虚偽に伝え、怠ったことでサウスカロライナ証券法に違反した。」

カリフォルニア州金融保護革新局長官クロチルデ・V・ヒューリットが出した停止・自粛命令は、Nexoが口座を有価証券として登録しなかったと言うものだ。

「コミッショナーは、Nexoグループ、Nexo社、Nexo Capital社が提供・販売する金利商品口座は、カリフォルニア会社法第25019条に基づく投資契約という形態の証券である。Nexoはカリフォルニア会社法第25110条に違反し、事前資格なしに提供・販売されているという見解である。」

仮想通貨レンダーへの法的措置

Nexoを取り締まる前、複数の州の規制当局が、経営難に陥った仮想通貨レンダーCelsius Networkに対して法的措置を開始している。

アラバマ、ケンタッキー、ニュージャージー、テキサス、ワシントンの規制当局は、Celsius Network6月に引き出しを停止した後、同社を調査した。

カリフォルニア州の金融サービス規制当局も、同社のアーンリワード口座が未登録の証券を提供しているとして、同社に対して停止命令と自粛命令を出した。

バーモント州の金融規制当局も同様に、同社が証券取引法の遵守について虚偽の主張をしていると非難している。

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