仮想通貨取引所のBitStampは、FTTとCELの二つのトークンについて、取引の終了を発表した。

FTTとCELはどちらも、今年破綻した仮想通貨関連企業のトークンだ。

FTTとCELの取引終了

業界で最も古い仮想通貨取引所のひとつであるBitStampは、FTT及びCELの取引操作の停止を発表した。公式発表によると、ユーザーは期限までにすべての取引を終了する必要がある。

同取引所は公式のTwitter投稿で、FTT及びCELを保有しているすべてのユーザーに対し、ダッシュボードでポートフォリオを確認するか、公式のBitStampアプリを使用するよう通知した。

取引業務は停止されるが、BitStampアプリを使用することで、ユーザーはFTT及びCELを取引所から安全に引き出すことができるという。

また、ユーザーはFTTトークンによる入金を利用することができる(CELは不可)が、協定世界時で11月22日午後1時以降はこれらの資産を使った取引を行うことができなくなる。

破綻した企業のトークン

FTTとCELはどちらも、今年破綻した仮想通貨関連企業のトークンだ。

CELを発行するCelsiusは深刻な流動性危機により破綻し、仮想通貨に対する人々のイメージを大いに損ねた。

また、FTTは最近破綻した仮想通貨取引所FTXのトークンで、こちらの破綻も、「仮想通貨版のリーマン・ショック」と呼ばれるほどの深刻なダメージを業界に与えている。

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