仮想通貨取引所におけるUSDT供給量が急増、過去3ヶ月で取引比率20%増に

過去3ヶ月で、取引所におけるTether(USDT)の取引比率が、約20%増加していることが明らかになった。仮想通貨分析プラットフォームSantimentが報告している。
今から3ヶ月前の5月9日時点における同数値は19.7%であったが、今月10日時点のそれは42%にまで増加している。取引所でのUSDTの供給が42%を超えるのは、2020年4月以来初めてである。

このようなUSDTを取り巻く現状について、Santiment は以下のように報告している。

「これは2年間の高い購買力の兆候であり、仮想通貨市場が反発したため、トレーダーが利益を得たことも示しています。」

過去 3 か月間、弱気相場の最中に投資家が換金を行ったことなどに伴いUSDTの供給は減少。過去には、ステーブルコインの発行者が、僅か2週間で140億ドルもの償還を行ったことを明らかにしたことでも注目を集めた。

一般的に、ステーブルコインの供給量の増加は仮想通貨市場における強気のシグナルであるとみられているところ、引き続きUSDTを含む仮想通貨市場全体の動きに期待が高まる。

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この記事は「USDT volume on exchanges up 20% in 3 months」を参考にしています。