最新のデータによると、仮想通貨トークンの上位100銘柄のうち、72の銘柄が過去最高価格から90%以上下落している。

ただし上位10銘柄は比較的下落率が低く、ビットコインは70%、イーサリアムは77.6%の下落にとどまっている。

「仮想通貨の冬」で、上位銘柄が軒並み暴落

CoinGeckoのデータをCoinGoLiveがまとめたものによると、仮想通貨トークンは昨今の弱気相場で軒並み暴落しており、上位100銘柄のうち72の銘柄が過去最高価格から90%以上下落している。

一方で、上位10銘柄は下落率が比較的抑えられており、ビットコインは-70%、イーサリアムは-77.6%、バイナンスコインは-68.5%、エイダコインは-84%、ソラナは-88.1%、ポルカドットは-86.8%。上位10銘柄からステーブルコインを除いた7銘柄の平均下落率は、80.8%となっている。

上位10銘柄でリップルのみ下落率が90%を上回っており、過去最高価格と比べて90.3%下落している。

仮想通貨が冬の時代を迎える中、下値での積極的な買いが入ったLEOトークン(-38.6%)や、「バーン(焼却)」による市場供給量の調整メカニズムを売りにするFLEXコイン(-36.2%)下落率を30%台に抑えている。

仮想通貨の「生き残り競争」過熱か

フロウ(-96.6%)、ファイルコイン(-97.7%)、イオス(-95.9%)など、最高価格比で5%を下回る価格の銘柄も存在する。

先日、リップルCEOのブラッド・ガーリングハウス氏は「将来的に仮想通貨は数十程度しか残らない」と予測したが、現在の弱気相場下で選別が加速しているのかもしれない。

\無料アプリを使って/

仮想通貨のニュースを逃さずチェック