ロシアのデニス・マントゥロフ産業商務大臣が、同国の仮想通貨の合法化について言及している。
同氏は時期は未定であるものの、合法化されるのは時間の問題と述べている。

ロシアで仮想通貨の合法化の可能性が高まる

教育イベント「New Horizon」に出席したデニス・マントゥロフ産業商務大臣が、仮想通貨の合法化について肯定的な意見を述べたことをロシア国営通信社TASSが報じている。

同氏はロシアがビットコインやその他の仮想通貨を合法化するかどうかという質問に対して、以下のように返答している。

問題はそれがいつ、どのように行われるか、そしてどのように規制されるかということです。
現在、中央銀行と政府の両方がこのことに積極的に取り組んでいます。
しかし、これは時代の流れであり、遅かれ早かれ何らかの形で実施されるものだと誰もが理解する傾向にあるのです。
そしてもう一度言いますが、それは合法的で正しく策定されるルールに従ったものでなければなりません。

ロシアでは以前に中央銀行が金融システムに対する脅威を理由として、仮想通貨の全面禁止を推し進めた背景がある。
しかし現在では、ロシア政府は仮想通貨とマイニングの将来について議論しており、財務省は仮想通貨を規制に基づいて運用していくべきだという立場をとっている。
また、プーチン大統領もこの問題で政府と中央銀行が合意して規制を策定するように要求している。
そして4月には財務省が仮想通貨の最終法案を財務省に提出しており、この法案が成立すれば規制に基づいて仮想通貨のマイニングや、決済手段として利用が可能となる。

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この記事はBITCOIN MAGAZINEの「RUSSIA LEGALIZING BITCOIN AND CRYPTO IS A MATTER OF TIME, SAYS MINISTER OF INDUSTRY AND TRADE」を参考にして作られています。