大手仮想通貨取引所KuCoinが、ナイジェリアの仮想通貨に関するレポートを発表した。
同レポートによると、18歳から60歳までの人口の35%に相当する3340万人が現在仮想通貨を所有しているか、過去6カ月の間に取引したことがあると回答したようだ。

ナイジェリアの仮想通貨需要が増加

仮想通貨取引所KuCoinがナイジェリアにおける仮想通貨とブロックチェーンの導入についてまとめた「Into The Cryptoverse Report」を発表した。
このレポートでは、ナイジェリアの人々が手頃な金融サービスへのアクセスが制限されていることで、仮想通貨が資産の保管や送金のための代替ソリューションとなりつつあることを示している。
今回の調査によると、3340万人が過去6ヶ月の間に仮想通貨への投資をしたと回答しており、52%は資産の半分以上を仮想通貨に投資しているとのことだ。
また、投資家の男女比は1:1となっており、70%もの投資家が今後6ヶ月の間に投資額を増やす意向があるようだ。

このような普及率の背景には金融サービスへのアクセスが制限されている以外に、ナイジェリアの通貨であるナイラが過去6年間で200%以上下落したことに関係があるとしている。
インフレ率は2008年以来最高値まで上昇し、経済情勢はCOVID-19の流行で更に悪化したため、2021年の仮想通貨の強気市場はナイジェリア国民にとって魅力的な収入源となったようだ。
更に、ナイジェリアでは若者の人口割合が比較的高いため、デジタル資産を受け入れる傾向があるとしている。

ナイジェリア以外にもアフリカでは仮想通貨への投資が活発になっており、KuCoinのデータによるとアフリカ諸国全体の月間平均取引数は2021年1月から2022年1月にかけて1,386.7%の増加となり、ユーザー数も同期間に2,467.2%の急増を見せているとのことだ。

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この記事はBusiness Wireの「KuCoin's Into The Cryptoverse Report Reveals 35% of Nigerian Adults are Crypto Investors」を参考にして作られています。