スペインの中道右派政党「シウダダノス」のMaria Munoz議員が同国の仮想通貨の投資環境を発展させるべきであると政府に提言した。
同氏はビットコインマイニングの上位国のカザフスタンで発生しているデモによる仮想通貨への影響を懸念している。

スペイン議員が仮想通貨の投資環境の発展を提案

スペインのMaria Munoz議員がカザフスタンでのデモが仮想通貨に悪影響を及ぼすとして、同国を仮想通貨の安全な投資先にすることを提案している。
カザフスタンでは、燃料価格引き上げに抗議するデモが行われていることに加え、インターネットが遮断するという事態も発生している。
同氏は昨年に世界第2位のマイニング大国となった同国の混乱により、世界のハッシュレートが4日から6日までの2日間で約14%も急落した事実を懸念している。
同氏は今回のビットコインの価格の暴落もカザフスタンの混乱が一因だとしており、自国の仮想通貨の環境を発展させるべきだと政府に書面を提出した。

カザフスタンのデモは世界中に影響を及ぼしており、ビットコインにも影響を及ぼしています。
スペインが仮想通貨投資の安全な目的地として位置づけ、柔軟で効率的かつ安全なセクターとして発展させることを提案します。

同氏は具体的に、
①最近のハッシュレートの下落がスペインの仮想通貨産業に与えた影響を政府が認識しているか
②カザフスタンのインターネット停電のために国外移転を余儀なくされる可能性があるマイナーを政府が誘致する計画があるか
③国内のマイニング産業の効率的なエネルギーに関する情報があるか
といった3つの質問を行っている。

Munoz議員の所属しているシウダダノスは、昨年にも仮想通貨に関する規制やコンプライアンス基準を制定して、スペインを仮想通貨のハブにするよう政府に進言している。
仮想通貨推進派として活動している同政党の今後の動向に注目したい。

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この記事はU.Today.の「Spanish Lawmaker Proposes Turning Spain Into Bitcoin Mining Hub」を参考にして作られています。