ビットコインネットワークのハッシュレートは、カザフスタンのネット遮断の数時間後に13.4%下落。
ビットコインハッシュレートで大きなシェアを占めるカザフスタンは、燃料価格の高騰により前例のない政情不安に直面。その結果、国営のカザフテレコムがインターネットを遮断した。
これにより、ビットコインネットワークのハッシュアクティビティの18%を占めているカザフスタンのビットコインマイニングに深刻な打撃を与えた。
今回のカザフスタンでの騒乱が起こる数日前、政府は自動車燃料に使用される液化石油ガスの上限を引き上げたため価格が倍増。これが市民からの激しい抗議活動を生むことになった。
記事執筆時点では、カザフスタンではネットにアクセスできないままとなっている。
中国がマイニングを禁止したため、近隣国であるカザフスタンは新しいマイニングの中心地となっている。
2021年6月までに大手マイニング事業者がカザフスタンに進出。最近ではマイニング装置大手のカナンもカザフスタンでの事業展開を拡大させている。
ビットコインのハッシュレートでカザフスタンの影響が出ている仮想通貨業界。政府の動向により影響を受けることもあるだろう。これからも、カザフスタンとビットコインハッシュレートとの関係について注目していきたい。
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この記事はCOINTEREGRAPH「カザフスタンでの騒乱、ビットコインのハッシュレートにも影響か | ネット遮断後にハッシュレートは13.4%下落」を参考にして作成されています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner