米国連邦準備制度理事会議長にジェローム・パウエル氏が再任

米国のジョー・バイデン大統領は、米国連邦準備制度理事会(FRB)の議長にジェローム・パウエル氏が再任したことを明らかにした。先週の段階では、ラエル・ブレイナード氏が最有力候補として注目されていることが報じられていたが、同氏は副議長を務めることになる。

このパウエル氏の議長再任を受け、イエレン米財務長官は「アメリカ経済が彼の監督によって引き続き恩恵を受けることができる」と述べている。

ホワイトハウスは、パウエル氏の再指名に関する声明の中で、「アメリカは、インフレ率を低く抑え、物価を安定させるという2つの目標を達成するために、連邦準備制度理事会(FRB)に安定した、独立した、効果的なリーダーシップを必要としています」とコメントしている。

アメリカは、連邦準備制度理事会において、安定した、独立した、効果的なリーダーシップを必要としています。そのため、私はジェローム・パウエルを連邦準備制度理事会の議長として2期目に指名し、ラエル・ブレイナード博士を理事会の副議長に指名します。

2019年、パウエル氏はビットコインを "金のような投機的な価値の保存手段"と発言した。また、今年3月には国際決済銀行(BIS)開催のオンライン会議で、ビットコインはボラティリティが高いため価値の保存や交換媒体としての役割を果たせないとの見解を示している。

ビットコインと始めとした仮想通貨は投機的な投資形態にとどまり、ドルではなくの代わりになるとの考えを持っている同氏だが、仮想通貨業界に関わる取り組みの一つひとつに注目していきたい。

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この記事は、Decryptの「Biden Taps Powell to Stay As Fed Chair—Here's What He Thinks About Bitcoin」を参考にして作成されています。