ペルーの中央銀行であるペルー中央準備銀行(Central Reserve Bank of Peru)が、CBDCの開発を計画していることをJulio Velarde総裁が発表した。同総裁は、同通貨が主に支払いに使用されるように設計すると述べ、デジタル化された世界において、CBDCの創設は必須であると語っている。
我々はデジタル通貨の開発に取り組んできました。インド、シンガポール、香港など、多くの中央銀行とプロジェクトを進めており、将来的に主流となるデジタル通貨を考えています。
ペルーにおいてCBDCはまだ開発初期段階となっているが、決済部門の支援に焦点を当てて開発されているとのことだ。しかしVelarde総裁は、ペルーがこのプロジェクトを完成させるために必要な資源がまだ不足していること、また、プロジェクトの完成がペルー経済にもたらすリスクに直面していることを懸念している。
また同氏は、今はこの目標を追求する理想的な時期ではないとの主張も行っている。
ペルーでは仮想通貨やCBDCの活動をサポートする法的枠組みが未だ無い状態だが、これらの点に関わる今後の取り組みについて注目をしていきたい。
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この記事は、Bitcoin.comの「Central Bank of Peru Will Develop a Digital Currency」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi