28日、SBIレミット株式会社がリップル社と提携してフィリピン向けに国際送金サービスを開始したことを発表した。

この発表を受け、28日夕方にはXRP価格が大きく上昇した。

SBIレミット株式会社がリップル社と提携して国際送金サービスを開始

SBIグループの一つであるSBIレミット株式会社が、リップル社と提携してフィリピン向けに国際送金サービスを開始した。

同社はODL(On Demand Liquidity)を用いて、リップル(XRP)を利用したサービスを展開する。XRPの交換はSBI VCトレードとフィリピンに本社を置くBetur Inc.Coin.phとの間で行われる。

総合フィンテックソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社で、国際送金サービス事業を手がけるSBIレミット株式会社は、当社、及びSBIホールディングス株式会社のビジネスパートナーでありブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤を開発、提供しているRipple Labs Inc.(本社:米国・サンフランシスコ、CEO:ブラッド・ガーリングハウス、以下「Ripple」)との提携を通じて、日本初となる暗号資産を用いた国際送金サービスを本日フィリピン向けに開始したことをお知らせいたします。

この事例は日本で初のものとなり、画期的なXRP導入事例となる。この件についてSBI VCトレードは「今後はフィリピン向け送金における受取手法の拡大や、東南アジアを中心とした送金先国の拡充を図るとともに、ビジネスパートナーであるRippleとの共同事業の拡大に努めてまいります」とコメントしている。

(参考 TradingViewのXRPUSDチャート 1時間足)

この報を受けてリップルは27日16時台の0.634ドル(69.74)台から急上昇、19時台までに0.737ドル(81.07円)台まで価格を伸ばした。当記事執筆時点(28日7時)の価格は0.708ドル(77.88)台となっている。

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この記事は、SBI VCトレードの「SBIレミットとSBI VCトレード、日本初となる暗号資産を用いた国際送金サービスを展開開始」を参考にして作成されています。