「ウィンクルボス兄弟」として有名な米仮想通貨取引所Geminiの共同創設者であるタイラー・ウィンクルボス氏は、ビットコインが米国政府によって禁止されることを否定している。
この件に関しては先日、億万長者投資家のレイ・ダリオ氏が政府によって禁止される可能性を言及していた。

ビットコインが米国政府によって禁止されることはない

タイラー・ウィンクルボス氏が政府によってビットコインが禁止されることを否定している。
ウィンクルボス氏はビットコインに対する調査は当局によってすでに行われており、この問題はすでに過ぎ去ったものだとTwitterに投稿している。

米国政府がビットコインを禁止することはありません。
このような質問は、過去10年間で規制当局や裁判所によって問われ、答えられてきました。
時すでに遅しです。

同氏の考えは、先日ビットコインが米国政府に規制される可能性について言及した億万長者投資家のレイ・ダリオ氏の主張と全く異なるものとなっている。
レイ・ダリオ氏は、政府が最終的にビットコインを禁止するとは結論づけていないものの、これまでの歴史を振り返るとビットコインを標的にする可能性がある点を指摘している。
同氏は政府が米ドルを守るために金に圧力をかけたように、ビットコインが米ドルにとって脅威と捉えられれば、政府は自国通貨を守るためにビットコイン対して規制を行うかもしれないと考えている。

さらには、このツイートには様々な意見が述べられており、中には「希望的観測はやめて、もっと論理的に考えよう」と呼びかけるツイートもある。

現状ではビットコインに対して圧力をかけていない米国政府であるが、将来的にどのような行動を示すのだろうか、今後の動きに注目したい。

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この記事はZyCryptoの「“The US Government Will Never Ban Bitcoin”: Tyler Winklevoss Opposes Ray Dalio」を参考にして作られています。