ヘッジファンド運営会社Bridgewater Associatesの創業者で億万長者投資家のレイ・ダリオ氏がビットコインの非合法化について言及している
同氏は歴史を振り返ると、政府は通貨の需要と供給をコントロールするために法定通貨以外の通貨が台頭することを望んでいないと語っている。

ビットコインは非合法化される可能性が非常に高い

億万長者投資家のレイ・ダリオ氏が、政府によってビットコインが非合法化される可能性が高いと述べている。
同氏は、政府が貨幣の独占を重視する傾向があり、ビットコインのような仮想通貨が法定通貨の邪魔になることを望んでいないと説明しており、現在のインドの例を挙げている。

歴史的にみると、どの国も法定通貨の需要と供給をコントロールする独占権を重視しています。
法定通貨以外の他の通貨が運用されたり、競合したりすることを望んでいません。
そのため、ある種の状況下では、金が非合法化されたように、ビットコインが非合法化される可能性は非常に高いと考えています。
そして現在、インドではこの問題が起きています。
インドは今、ビットコインを非合法化しようとしています。
ビットコインの所持を非合法化しようとしているのです。それがどういう意味を持つのかを見極めなければなりません。

インドでは仮想通貨禁止の法律が提案される予定である報じられており、この法案では、最大6ヶ月間の清算期間の後で仮想通貨を保有している投資家に罰則が適用されるとのことだ。
マイニングや取引の制限をかけている中国ですら保有を罰則化していないため、この法案が可決されれば仮想通貨の保有を禁止する最初の主要国となる。

上記のようにビットコインの将来を懸念している同氏ではあるが、ビットコイン自体は素晴らしい発明であると賞賛している

ビットコインは過去10年間でその実力を証明してきました。
ハッキングされたこともありませんし、多くのファンを獲得しています。
ビットコインは、ある意味では富の代替手段であり、デジタルキャッシュのようなものです。
これらはプラスの要素です。

果たして世界の政府はビットコインに対して今後どのような対応を取るのだろうか、今後の展開に注目したい。

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この記事はU.Today.の「Bitcoin "Very Likely" to Be Outlawed: Ray Dalio」を参考にして作られています。