ビットコインはマイナスのニュース(KuCoinのハッキング、トランプ大統領のコロナウイルス感染、BitMEXへの訴訟など)が重なったため、10月1日から10,900ドルを下回る推移が続いている。
しかし、ビットコインの強気筋は未だ弱気筋に優っているとの見解をZyCryptoの記者は示している。
ビットコインの強気筋は自信を保つ
ビットコインは、強気筋が100 MA(100日移動平均線)をうまく守り、先日10,700ドルを一時超えた。
このことによりZyCryptoの記者は、ビットコインが短期的に11,000ドルを再テストし、その上で12,000ドルを次の目標価格と見なす可能性があるとみている。
また、クジラが顕著に増加していることもビットコインの強気の裏付けとなっている。
SantimentによるBTC保有者分布チャートによると、ビットコインを1万~10万コイン保有するクジラの数は、9月13日の104頭から現在は111頭に増加している。
これらの事柄により、強気筋はある程度の安心を今のところ得ているが、販売圧力の高まりは短期的には依然として重要な要因となり得る。
トランプ大統領がコロナウイルスに感染した(現在は退院)というニュースが伝えられたことで、株式市場が今後どう動くかは未だ不透明な状態にある。
ビットコインと仮想通貨市場は、ボラティリティが高いとき株式市場と相関する傾向があるため、ビットコインが今後必ずしも安定するとは言いがたい。
今のところビットコインは好調で、複数のクジラがビットコインに興味を持っているという事実はあるものの、短期的な動向には引き続き気を配っていく必要がありそうだ。
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この記事はZyCrypto「Bitcoin Bulls Hold Steady Lead Over Bears Despite Recent Selling Pressure」を参考にして作られています。