イーサリアムの価格は最近、ビットコインと同じく大きな下落に見舞われた。
2019年6月下旬の最高値370ドルを割り込んだ後、イーサリアムは7日で30%も急落したが、下落にも関わらず一部の投資家は保有量を増やしている。
イーサリアムクジラは約68頭増加
分析会社のSantimentのデータによると、イーサリアムの価格が下がり続けているにも関わらず、1,000 ETHから10,000ETHを持つアドレスの数が過去3日間で増加したとのことだ。
具体的には、この間に約68頭のクジラが新たに加入した。
これらの新しいイーサリアムクジラは、イーサリアムの価格が下落したことで増えたとのことだ。
イーサリアムは9月5日には325ドルまで下がり、8月末の370ドルから30%の下落となっている。
上記の情報は、仮想通貨アナリストAli Martinez氏のツイートによって判明した。
@santimentfeedの所有者分布図によると、イーサリアムが落ちていくにつれて、クジラとして知られる数百万ドルのアドレスが急増した。
この3日間で、1 Kから10 Kのイーサリアムを保有するおよそ68頭のクジラがこのネットワークに加わった。
このクジラの増加は、イーサリアムネットワークに支えられているDeFi部門の働きの結果であると思われる。
新しい68頭のクジラは、イーサリアム市場で購買圧力に貢献している。
この状況が続けば、イーサリアムの価格は暴落前の水準まで回復し、さらに上昇を目指す可能性もある。
一方で、市場にイーサリアム投げ売りした投資家もいた。
9月6日のツイートでSantimentは、イーサリアムの上位アドレスが、この7日間で保有量を1692万ドルから1589万ドルに減らしたことを示唆している。
イーサリアムクジラの動きは市場動向にどのような影響を与えるのか、引き続き状況を見ていこう。
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この記事はZyCrypto「More Ethereum Whales Joined The Network Despite Recent Price Crash, Data Shows」を参考にして作られています。