イーサリアム、買い注文過去最大も相場は先行き不安
イーサリアムは3月から+150%の上昇を果たし、市場の強気も過去最高になっている。
イーサリアムは買い注文が増加傾向にあり、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Bitfinexでは2018年バブル期の9倍にも達している。
しかし、そんなイケイケのイーサリアム相場に暗号資産(仮想通貨)アナリストが警鐘を鳴らしていると、海外メディアが報じた。
市場には相場転換のシグナルが現れ始めている。
暗号資産(仮想通貨)アナリストのCeteris Paribus氏によると、暗号資産(仮想通貨)取引所の保有するイーサリアムの残高が増加し続けているのだという。
これは、市場に大規模な売りが発生する可能性が高まっていることを示唆している。
投資家が取引所にイーサリアムを移し、売りのタイミングを見計らっている可能性が高いのだ。
また、市場が下落相場に切り替わりつつある証拠として、著名トレーダーのCredible Crypto氏は「重要なサポートラインを大きく割り込んでいる」と説明した。
Credible Crypto氏は、「この(下落の)予想が間違っている可能性もある。だが、買い直すのはいつでも可能だ。」として、一旦イーサリアムを手放す可能性を示唆した。
これまで数週間上昇を続けてきただけに、下落に転じることになれば市場に与えるショックも大きそうだ。
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