ビットコインはこの10年間で9万倍以上に成長し、最もパフォーマンスのよい資産だった。
S&P500で一番の成長を見せたネットフリックスの2400倍以上上昇した。
ビットコインは米国株を置き去りにする爆発的上昇
ビットコインはこの10年間で最もパフォーマンスの良い資産だったことが明らかになった。
米バンクオブアメリカ・メリルリンチ社の発表したリストによると、2010年当時に1ドル分のビットコインを購入していれば、12月13日時点で90,026ドルまで9万倍以上に増えていた。
一方、米国の代表的な株価指数S&P500構成銘柄で最も成長したのは動画配信サービスのネットフリックス社で、米経済放送局CNBCによると、37.26倍だった。
ビットコインは世界最強と言われる米国株式の2400倍以上もの爆発的上昇を見せたことになる。
一方、暗号資産(仮想通貨)はピーク時からの下落幅も大きいことが指摘されている。
投資顧問会社ペンション・パートナーの主席研究員チャーリー・ビレロ氏によると、ビットコインは2017年末の最高値から62%下落している。
この下げ幅は暗号資産(仮想通貨)の中では小さいもので、リップルは-94%、イーサリアムは-89%下落した。
(引用元:The Daily HODL)
流動性の上昇で変動は穏やかに
相場が急変動するのは取引する投資家が少なく、流動性が低いときだ。
2017年以前のビットコインはブロックチェーンの将来性に期待するエンジニアなど、一部の人だけが保有するものだった。
彼らは長期保有、いわゆる「ガチホ」を好むため、市場でやり取りされるビットコインは少なく、需要と供給のバランスが取れていなかったことがとてつもない価格変動を引き起こしたとされる。
しかし、バブル期に「億り人」が大量に生まれたことから、多くの投資家がビットコインに注目するようになり、大口の資金を抱える機関投資家向け取引プラットフォームができたり、ビットコインETFの議論が盛んになったりした。
また、ウォレット数が過去最大となったという報告もあり、大量保有者「クジラ」の富は徐々に分配されつつある。
こうした動きはビットコインの流動性を高める材料だ。
今後は、以前のような爆発的な変動は起こりづらくなっていくと考えられる。
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