世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが、新たにスポット取引のサポートを発表したことで、イーサリアム（ETH）ベースのミームコインが急騰している。
中でも「ドージコイン（DOGE）の公式妹」とされるFirst Neiro（NEIRO）は、965%もの値上がりを記録した。
NEIRO、965%の急騰で注目を集める
バイナンスは9月16日、First Neiro（NEIRO）に対するスポット取引サポートを発表し、これを受けてNEIROは大幅に上昇した。
現在の時価総額は1億7030万ドル（約238億円）に達し、1トークンあたりの価格は0.0004089ドル（約0.057円）で取引されている。
NEIROは「ドージコインの公式妹」としてプロジェクト側から宣伝されており、バイナンスのリストに加えられたことが、今回の急騰の要因とされている。
Turbo（TURBO）、Baby Doge Coin（BABYDOGE）も急伸
バイナンスはNEIROに加え、イーサリアムブロックチェーン上で動作する他の2つのミームコインも上場した。
1つは人工知能（AI）をテーマにしたTurbo（TURBO）で、もう1つはBaby Doge Coin（BABYDOGE）である。
Turboは本稿執筆時、1トークンあたり0.004737ドル（約0.66円）で取引されており、過去24時間で20%以上の上昇を見せた。
Turboの時価総額は3億2900万ドル（約460億円）に達しており、仮想通貨ランキングでは177位に位置している。
一方、Baby Doge Coinは本稿執筆時、、1トークンあたり0.000000001994ドル（約0.000000279円）で取引され、時価総額は3億170万ドル（約422億円）に達している。
こちらも80%の上昇を記録している。
バイナンスの発表と取引開始
バイナンスは、NEIRO、TURBO、BABYDOGEの3つのミームコインの上場を発表し、それぞれのトークンに対するスポット取引ペア（NEIRO/USDT、TURBO/USDT、1MBABYDOGE/USDT）を9月16日10時（UTC）から開設すると述べた。
取引のためのトークンの入金は1時間前から可能で、出金は9月17日10時（UTC）に開始される。
また、バイナンスはこれら3つのミームコインに「シードタグ」を付与しており、流動性が低く、他の上場トークンに比べて高いボラティリティを示す可能性があることを警告している。
シードタグが付与されたトークンを所有するユーザーは、90日ごとにリスクに関するクイズを受ける必要があり、リスクを理解していることを確認した上で取引が許可される。
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