ソラナ(SOL)の価格は、仮想通貨市場全体の弱気トレンドの中で苦戦しているが、その基盤となるファンダメンタルズは強さを見せており、価格の反発をサポートする可能性がある。

ソラナの月間アクティブアドレス数が過去最高を記録

Artemisのデータによると、ソラナの月間アクティブアドレス数は過去最高を記録している。

この指標は年初から徐々に上昇しており、一般的に強気のサインとされる。

9月1日には4,200万件だったアクティブアドレスが、記事執筆時点で7,600万件に急増している。

これは、トレーダーがソラナの将来性に対して信頼を強めていることを示している。

ただし、日間アクティブアドレスでは同様の成長は見られず、9月8日以降、最低水準を維持している。

この不一致は、短期的な関心が低下している一方で、全体的なユーザーベースが拡大していることを示しており、仮想通貨トレーダーの間で不安や不確実性が広がっているためと考えられる。

BitwiseのCIO、ソラナETFに引き続き強気

Bitwiseの最高投資責任者(CIO)であるマット・ホーガン氏は、米国でのソラナの上場投資信託(ETF)承認に関する議論を再燃させた。

最近のインタビューで、ホーガン氏は、Cboeが2つのソラナETFの19b-4申請を取り下げた後、Bitwiseが米国証券取引委員会(SEC)のソラナETFに対するスタンスを分析していることを明らかにした。

「BitwiseはSECへの申請時に常にデータを重視してきた。良し悪しはともかく、我々は毎回200~300ページのデータを提出している。ソラナのエコシステムに非常に期待しており、それが堅牢だと考えているので、その作業を進めている」とホーガン氏は述べている。

さらに、ホーガン氏は、ソラナ以外の複数の仮想通貨資産にもETFが導入されるべきだと強調し、これらの商品が投資家に安全かつ低コストでデジタル資産へのアクセスを提供する重要な手段であると述べた。

VanEckと21SharesはすでにSECにソラナETFの申請を行っているが、米国証券規制当局は、ソラナが証券であるという懸念から、これらの商品の承認プロセスを停止している。

SECは、バイナンスやコインベースに対する訴訟の中で、ソラナを証券として分類した。

しかし、ソラナETFは欧州やブラジルなど他の地域では規制当局の承認を得ている。

執筆時点で、ソラナの価格は133ドル(約18,620円)で、過去24時間で1.6%の上昇を見せている。

過去1年間では600%以上の価格上昇を記録している。

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