米国のスポットビットコインETF(上場投資信託)が、ビットコイン創設者のサトシ・ナカモト氏が保有していると考えられるビットコイン量に迫る勢いで成長している。
この急速な成長は、機関投資家の仮想通貨市場への参入を示す重要な指標となっている。
ETFのビットコイン保有量急増
BloombergのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏がTwitter(X)に投稿したチャートによると、米国の証券取引所で取引されている10のスポットビットコインファンドは、合計で約100万ビットコインを保有している。
サトシ・ナカモト氏の推定保有量
ビットコイン創設者のサトシ・ナカモト氏は、約110万ビットコインを保有していると広く信じられている。
この理論は「パトシパターン」と呼ばれ、2009年に単一のマイナーが1台のマシンですべてのマイニング作業を行っていたと考えられていることに基づいている。
ETFの成長予測
バルチュナス氏は、現在の蓄積率に基づいて、ビットコインETFが10月にサトシ・ナカモト氏の合計110万BTCを集団的に超えると予測している。
さらに、ブラックロックのファンド単独で2025年後半までに保有者リストのトップに立つと予想している。
ETF成功の背景
1月に開始されたビットコインETFは、史上最も成功したETF立ち上げの1つとなった。
これまで仮想通貨投資を敬遠していた投資家たちが、安全で規制された方法でビットコインを購入する手段を得たことで、数十億ドルの資金がファンドに流入している。
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