戦略まとめ
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
上昇シナリオ
結論:3つのMAが全体的に上に転じれば、1時間足レベルの押し目買いが狙える
本日のBTC相場は、15分足レベルの200MAでの抵抗が意識される展開となった。
しかし、現在の15分足チャートを見てわかるように、移動平均線(MA)が全体的に縮小してきている=MAのトレンドが変わる可能性がある。
そのため、15分足のトレンド転換に伴い、1時間足レベルの押し目を形成したときにロングが狙えると予測する。
ただし、現在のBTC日足・4時間足は方向性が定まっていないので、エントリーした後には常に相場の変動にアンテナを張って決済判断することをオススメする。
エントリー:3つのMAが上向きの状態で、1時間足レベルの押し目買いを形成したとき(61,000ドル付近)
利確:63,160ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えたとき
下落シナリオ
結論:15分足レベルの200MA抵抗を意識して戻り売りを形成したときにショートエントリー
ここまでの値動きを見てみると、15分足の下向き200MAにタッチしたタイミングで短期的な反発の動きがあったことが確認できる(丸の部分)
このことから、買いポジションを保有している短期トレーダーが200MAにタッチしたタイミングで決済を行っている+新規の売り注文がここで集まっている=短期目線の投機筋が意識しているポイントと考えることができる。
そのため、今後の相場で再度200MAにタッチした後に、反発下落の動きを見せれば、小利幅を狙ったショートエントリーが検討できるだろう。
ただ1点注意してほしいのが「これまでの反発下落も小下落で終わっている」ということである。そのため、エントリーした後は長く持とうとしないことをオススメする
エントリー:15分足レベルの戻り売りを形成したとき(58,800ドル付近)
利確:58,400ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき
注目ニュース&相場一言アドバイス
15分足レベルの反発ポイントを上振れすれば、買い優勢になるか?
本日は21時30分に米国生産者物価指数の発表があるため、相場は短期トレーダーをメインに進んでいく展開になった。
多くの短期トレーダーが15分足レベルの200MA+水平線での反発を意識していたが、現在はMAが縮小し始めているので、このままMAが上昇方向に転じれば短期目線が買いに変わると予測する。
ただし、最近の金融市場は日銀の利上げに伴いファンダメンタルに敏感に反応する状態=今回の生産者物価指数の結果次第ではFRBの政策金利への意識も変わるので、大きく動く可能性がある。
そのため、本日中にエントリーを検討するトレーダー、もしくはすでにポジションを保有しているトレーダーは決済判断を素早く行うことをオススメする。