仮想通貨を活用するレストランアプリ・ブラックバード、2,400万ドルの資金調達へ
仮想通貨を利用したアプリを通じてレストランとその顧客を結び付けることを目指すアプリ及びロイヤルティプログラムであるブラックバードが、a16zが主導するシリーズA資金調達ラウンドで新たに2,400万ドルを調達したことを発表した。
ブラックバードは、Coinbaseのレイヤー2ベースブロックチェーン上に構築されており、これにより顧客は自己の携帯電話をNFCリーダーにタップし、NFTメンバーシップを作成する。プレスリリースによると、メンバーシップでは、メニュー外のアイテムやSMSコンシェルジュなどの特典が利用できるという。
ブラックバードのプロジェクトが注目を集めたのは、そのCEOがダイニングネットワーク Resyの共同創設者であるBen Leventhal氏であることも一因であるほか、論文においては以下のように説明されている。
「ブラックバードは、特にホスピタリティ業界向けに構築された初の分散型プラットフォームになります。(中略) 獲得したポイントを無効にしてロックする従来の報酬マーケットプレイスとは異なり、ブラックバードのプロトコルにより、ユーザーは最終的にパブリック ブロックチェーン上のどこにいても獲得したポイントを取得できるようになります。」
なお、ブラックバードは数カ月前にサービスを開始し、ニューヨーク市内の約80のレストランと契約を結んだことでも注目を集めており、引き続きその動向に注目が集まる。
トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!
この記事は「Blackbird, Crypto Restaurant App, Raises $24M in Funding Led by A16z」を参考にしています。