Ark Investsが機関投資家の代理として使用している店頭取引デスクのビットコイン残高は、前四半期比で60％増加している。
機関投資家のビットコイン保有量が過去最高に｜Ark Invest
機関投資家と長期ビットコインホルダーは、いくつかの重要な指標で最高値を更新し、強気の改善の兆しを見せている、とARK Investはレポートした。
オンチェーン活動を詳述する「決算報告書」であるビットコイン月次報告書によると、店頭（OTC）デスクで保有されるビットコインの残高は史上最高を記録した。
8,000ビットコイン近くがこれらのデスクに置かれており、今四半期は60％増という驚異的な伸びを記録した。
キャシー・ウッド氏のARKは、機関投資家の活動の代理としてOTCデスクを使用しており、報告された数字は、機関投資家や他の大規模な資本配分者がビットコインにますます焦点を当てていることを示していると示唆している。
「OTCデスクにおける残高の増加は、機関投資家やその他の大規模な資本配分者がビットコインにますます注目していることを示唆している。」と、Ark Investsは報告書の中で述べている。
機関投資家向けという点では、グレースケールのビットコイン・トラスト（GBTC）についても触れている。
いわゆるGBTCの "ディスカウント "は、株式の価格とGBTCの保有資産の純資産価値（NAV）との差を指し、-30％にまで縮小しており、ARKは最近のETF申請に対する市場の楽観的なサインではないかと指摘している。
ビットコインの長期保有者は、しばしばネットワークの強さの兆候と考えられており、ARKもこの意見に同意しているという。
報告書はBTCの流通供給量1,900万ビットのうち70％近くが1年以上動いていないことを指摘しており、これは相対的にも絶対的にも過去最高となっている。
報告書はまた、ビットコインのネットワークに関する13の指標を紹介している。
これらの指標のうち中立とみなされているのは 2 つ（取引量と時間加重売上高）だけで、残りは強気の兆しがあるとARKは述べている。
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