ケニアがヴェノム財団と提携、金融・ブロックチェーンハブ構築を目指す計画を明らかに
ケニアがヴェノム財団と提携し、ブロックチェーンハブ構築を目指すことを発表した。
より具体的には、このパートナーシップは、金融・サプライチェーン・農業・ビジネス・国境を越えた貿易など、アフリカ大陸の主要セクターにおけるブロックチェーンイノベーションの推進に貢献することを目指すという。
かかる契約に基づき、ヴェノムは、サプライチェーン管理、土地登記、投票システム、資産のトークン化のためのブロックチェーンベースのソリューションを含む、ケニアや他アフリカ諸国のデジタル変革を支援するためのツールとリソースを提供することになる。
今回の動きについて、ケニアの内閣投資貿易産業大臣モーゼス・クリア氏は、以下のようにコメントした。
「私たちは、このブロックチェーンハブの設立がさまざまな業界でさらなるイノベーションを促進し、国内外の人々に利益をもたらすと信じています。」
ケニアとアフリカ全域は、ブロックチェーン技術の導入を含むイノベーションの拠点となり続けている。CV VCのデータによると、アフリカ地域ではブロックチェーン取引が429%増加し、企業の調達額は2021年の9,000万ドルから昨年には4億7,400万ドルにまで増加したという。
かかる現状に関連して、ヴェノム財団の最高技術責任者(CTO)を務めるクリストファー・ルイス・ツー氏は、以下のように述べている。
「アフリカにはすでに天然資源と人的資本が豊富にあります。このような地域でのイノベーションを促進し、ケニアだけでなく他の多くのアフリカ諸国がその資産を活用し、新しい世界市場に競争力を持って参加できるようになるでしょう。」
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この記事は「Kenya partners with Abu Dhabi's Venom Foundation to build blockchain, Web3 hub」を参考にしています。