ドバイのフィンテックサミットでブライアン・アームストロング氏は、「米国は今、規制の明確化とトップからの発言で、少し遅れていると思う」と述べた。
コインベース幹部、UAEで海外事業の「戦略的拠点」の可能性を検証
米国に拠点を置く仮想通貨取引所コインベースがグローバル・デリバティブ・プラットフォームの立ち上げを発表したのに続き、同社の主要幹部がアラブ首長国連邦で業界のリーダーや政策立案者と会談している。
5月7日のブログ投稿でコインベースは、CEOのブライアン・アームストロング氏と同社の幹部チームの一部が、UAEが「戦略的拠点となる」可能性について議論する予定だと述べた。
同社によると、この地域に進出する可能性のある努力の一環として、アブダビ・グローバル・マーケットとドバイの仮想資産規制当局の規制当局と協力しているとのことだ。
5月8日に開催されたドバイ・フィンテックサミットで、アームストロング氏は次のように述べている。
「UAEは、中東だけでなくアフリカの一部やアジアの他の国にもサービスを提供できるコインベースの国際的な拠点を作る可能性があり、私たちにとって刺激的な場所だ。米国は今、規制の明確化とトップからの発言で少し遅れていると思う。」
コインベースは国際取引所の立上げを発表している
5月2日、コインベースは、仮想通貨デリバティブ取引を提供するプラットフォーム、コインベース国際取引所の立ち上げを発表した。
この発表は、米国証券取引委員会が3月にウェルズ通知を発行した後、Coinbaseを証券違反で告発する可能性がある中で行われた。
アームストロング氏は、米国内のデジタル資産に影響を与える規制の明確さに時々批判的であったが、彼はQ1の収益通話で株主に、国外に事業を移すつもりはないと話した。
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