ビットコインネットワーク、39万件の未確認取引で手数料が高騰


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わずか2週間弱の間に、ビットコインネットワーク上の未確認取引の数が134,000件から390,000件以上に急増し、メンプールのボトルネックを引き起こしている。

この未確認取引の急増により、取引手数料は343%という驚異的な上昇を見せ、4月26日の1取引あたり1.99ドル(約268円)から、5月7日現在の1取引あたり8.82ドル(約1,189円)にまで上昇した。

ビットコインネットワーク、前例のないトラフィックと手数料の高騰に苦慮

ビットコインネットワークは、圧倒的な数の未確認トランザクションにより、大きな渋滞が発生している。

最新の統計によると、39万件の取引が確認待ちの状態で滞っていることが判明した。

この滞留は、ネットワーク上に溢れたオーディナル・インスクリプションや BRC20 トークンの造幣と転送が急増したことに起因していると考えられる。

実際、Bitcoinブロックチェーンには現在、13,000を超えるBRC20トークンと417万という驚異的な数のオーディナル・インスクリプションが存在し、混雑をさらに深刻化させている。

現在の滞留分を解消するためには、179個のブロックを採掘する必要があり、必要なブロック数を採掘するには約1.24日かかることになる。

この滞留によって、取引手数料は過去11日間でなんと343%も高騰している。

バイナンスはビットコインの引き出しを一時停止

取引量で世界最大の仮想通貨取引所バイナンスは、ビットコイン(BTC)の引き出しを一時的に停止した。

同取引所はこの決定を、ビットコインネットワークが現在取り組んでいる「混雑の問題」に起因するとしている。

「私たちのチームは現在、ネットワークが安定するまで修正に取り組んでおり、できるだけ早くBTCの引き出しを再開する予定だ。心配する必要はなく、資金は安全に保管されている。」とバイナンスは発表している。

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投稿日時: 2023/05/08 08:28
著者: CoinPartner編集部 News_writer

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