ベンチャー企業のTribe CapitalがFTXの事業再開への出資を検討しているとブルームバーグが報じている。
同社は破綻前のFTXとFTX USの両方に投資していた。
FTXの再建に関与か
ベンチャー企業Tribe Capitalの共同設立者であるArjun Sethi氏が、1月にFTXの今後について無担保債権者委員会と会合を行ったとブルームバーグが報じた。
関係者によると、リミテッド・パートナーシップと同社が1億ドル(約134.7億円)を出資し、2.5億ドル(約336.7億円)の資金調達を進めていく可能性があるようだ。
2018年に設立されたTribe Capitalは、破綻前のFTXと米国法人のFTX USの両方に投資していた。このほかにも大手仮想通貨取引所Krakenや決済会社のBoltなどの様々なスタートアップに投資しており、16億ドル(約2155億円)以上の運用実績がある。
今後のFTXの再建に関してCEOのジョン・J・レイ氏は、第2四半期中に可能かどうかを見極めると以前に語っている。また、同社の弁護士であるAndrew G. Dietderich氏は先週の公聴会で、再建評価の初期段階であると語った一方で、取引所再開には多額の資金が必要で第三者から得られる可能性も示唆していた。
なお、今回の報道を受けて無担保債権者委員会は、「FTXの事業再開または売却を評価するために債務者と協力しており、確定はしていない」との声明を出している。
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この記事はBNN Bloombergの「FTX Crypto Exchange Restart Plan Draws Possible Bid From Tribe Capital」を参考にして作られています。