ギャラクシーデジタルの創設者兼CEOのマイク・ノボグラッツ氏は、米国経済の減速が2つの主要な仮想通貨に利益をもたらすと予測している。
米国の経済減速がビットコインとイーサリアムを後押しする
新しいCNBCのインタビューでノボグラッツ氏は、仮想通貨の上昇は、採用率の上昇と、金融政策の引き締めが終わったか終わりに近いという確信によるものだと述べている。
ノボグラッツ氏によると連邦準備制度理事会の利上げをきっかけとした米国の信用収縮が迫っている中で、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は好調に推移するとのことだ。
「様々なことに基づいて、かなり収縮的な上昇を遂げている。一つは、パウエル(連邦準備制度理事会)議長が利上げを終わらせているか、終わりに近いと市場が確信していることだ。米国の信用収縮に向かい、金、ビットコイン、イーサリアム、これらの資産は景気後退時にうまくいく、何かを教えてくれている。」
さらに彼は次のように続けた。
「2つ目は、普及率だ。ビットコインを所有している人は1億8000万人いる。その数は毎年増えている。香港、アブダビ、ドバイでは積極的な動きが見られるが、これは米国の規制の枠組みに対抗しているためである。そのため、多くのアジアの資金が動き、米国のヘッジファンドが先物市場に参加しているのを目撃している。」
シャペラアップグレードは「大きな勝利」になる
2020年12月以来初めてETHのアンステークを可能にするイーサリアムのシャペラアップグレードについて、イーサリアムにとって「大きな勝利」になると述べている。
「イーサリアムは今年、少しパフォーマンスが低下している。だが我々は、多くの売りが出るとは考えておらず、人々はおそらくステーク報酬を売るだろうと考えている。それを消化するのに2、3日かかるだろう。しかし、イーサリアムには独自の大きくて活気のあるコミュニティがあり、それはまた大きな勝利であり、イーサリアムコミュニティの進歩の羽となるものだ。イーサリアムの大きな売りが来るとは思えない。」
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