香港最大オンライン専用銀行ZA Bank、仮想通貨取引サービスの提供を開始へ
今週、香港最大のオンライン専用銀行であるZA Bankが、認可された仮想通貨取引所を通じて仮想通貨取引サービスの提供を開始した。
この点に関して、ZA Bank の最高経営責任者であるRonald Iu氏は、以下のように語った。
「ZA Bankは、HashKeyとOSL(香港に本拠を置く唯一の認可済み仮想通貨取引所)と協力して、ユーザーが米ドル、香港ドル、中国元で仮想通貨預金を引き出すことができるようにしている。彼は、香港で認可された後、さらに多くの取引所が追加される予定です。」
もっとも、中国本土のユーザーは「仮想通貨取引が禁止されているためこのサービスにアクセスできない」ことも併せて語られている。
KPMGのレポートによると、ZA Bankは香港で最初に認可された仮想銀行であり、2022年 6月の顧客預金額は約9億ドルに達し、この種の銀行としては香港最大である。
香港は、デジタル資産業界のグローバルハブになる計画を明らかにし、 6月に発効する仮想資産サービスプロバイダーのライセンス制度を定めています。市の当局者によると、業界の80社もの企業が香港で事業を開始しているという。
また、香港の中央銀行である香港金融管理局は、デジタル資産業界の流動性を改善するために、4月28日に仮想通貨企業と銀行家との会合を主催する予定であることも伝えられており、今後の動向への注目がますます大きくなっている。
トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!
この記事は「Hong Kong’s ZA Bank starts offering crypto-fiat conversion services: Bloomberg」を参考にしています。