スイス国営郵便事業会社の銀行部門PostFinance、仮想通貨取引サービス提供に向け準備
スイス国営郵便事業会社スイスポストの銀行部門PostFinanceが、仮想通貨取引・保管に係るサービス提供に向けて準備を進めていることが明らかになった。
本日、PostFinanceは、「地元の仮想通貨銀行Sygnumと提携して、顧客にさまざまな規制されたデジタル資産銀行サービスを提供する」と発表している。
仮想通貨に係るサービスは、銀行が規制に準拠したデジタル製品への市場参入を提供するSygnumの機関向け企業間サービスを通じて実現される。B2Bネットワークには15を超えるパートナー銀行が含まれており、さまざまな仮想通貨をサポートしており、ステーキングなどの収益を生み出すサービスも備えているという。
仮想通貨に係るサービス提供について、最高投資責任者である Philipp Merkt氏は以下のように説明している。
「PostFinanceの仮想通貨への移行は、顧客からの需要の高まりに対応するものです。デジタル資産は金融界の不可欠な部分となっており、当社の顧客は、信頼できるPostFinanceでこの市場へのアクセスを望んでいます。」
1906年に設立されたPostFinanceは、以前より仮想通貨を支持する姿勢で知られており、独自の仮想通貨保管プラットフォーム構築を進めてきた。2021年には、実際の切手とリンクしたデジタルコレクションを発行したことでも大きな注目を集めていた。
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この記事は「Swiss state-owned bank Postfinance to offer Bitcoin trading」を参考にしています。