今日のビットコイン相場|上値の重い展開、短期レジスタンスラインを突破できるか。


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ビットコインは5万ドルで揉み合い

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テーパリングと利上げをおさらい

現在「テーパリング」や「利上げ」というキーワードをよく目にしますよね?

今回はこの二つを簡単に解説したいと思います。

そもそも FRBとは何なのかを説明する必要がありますが、FRBとは日本語で米連邦準備理事会と呼ばれる組織でアメリカの中央銀行にあたります。

FRBの目的は「物価の安定」と「雇用の最大化」です。この目的を達成するために量的金融緩和などをして世に出回るお金を増やしたりすることで景気後退を抑えたりすることでその役割を担っています。

テーパリングとは

最近よく聞かれるテーパリングとは、量的金融緩和政策による不動産担保証券や国債の購入額を徐々に減らしていくことで、金融引き締めではありません。

利上げとは

それに対し、利上げというのは景気の加熱、インフレによる過度な物価上昇や景気の加熱を抑えるために行う金融政策の一つで金融市場にとってはマイナスの影響が出ます。

金利の変更は毎月発表される経済指数などを見て判断されます。その判断の場となるのがアメリカの金融政策を決定する会合、FOMC(連邦公開市場委員会)です。

次回のFOMCは来週14日、15日となっており、テーパリングの前倒しやテーパリング後の利上げペースについて議論されます。

市場はテーパリングの前倒しを織り込む形での推移となっていますが、結果次第で金融市場が大きく変動する可能性も考えられますので注意する必要があるでしょう。

テクニカル

ビットコインは4日に日足レベルで機能していたトレンドラインを割り込むと42,000ドルまで下ひげをつける大暴落を記録しました。

直近短期的に買われたビットコインですが、日足トレンドラインを突破することはできず、上値の重い展開となっています。

5万ドル付近での攻防が続く展開となっていますが、引き続き下落には警戒する必要があるでしょう。

投稿日時: 2021/12/09 20:38
著者: CoinPartner編集部 CoinPartner

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