銀行における仮想通貨への取り組みロードマップ策定に意欲=米国銀行規制当局グループ


Takahashi
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銀行における仮想通貨への取り組みロードマップ策定に意欲

連邦預金保険公社(FDIC)の会長であるJelena McWilliams氏が、米国銀行規制当局のチームが、銀行が仮想通貨に取り組むためのロードマップ策定に着手するつもりであることをロイター誌に述べた。

このチームは、FDIC、連邦準備制度、通貨監督庁(OCC)で構成されている。連邦準備制度理事会(FRB)の監督担当副議長であるRandal Quarles氏は、5月に米国の3つの規制当局の連携を明らかにしていた。

McWilliams氏は以下のように述べている。

この省庁間グループにおける私の目標は、基本的に、銀行がこれらの資産のカストディアンとして機能し、仮想通貨やデジタル資産を何らかの形で担保として使用できるような道筋を提供することです。

いずれは、銀行がどのような状況でどのようにバランスシート上に保有できるのか、ということに取り組むつもりです。

同氏は、仮想通貨をどのようにして担保として使用し、銀行のバランスシートに含めることを認めるかを考えるのは難しいとも説明している。

これらの資産の評価とその価値の変動はほぼ毎日発生する可能性があります…このような貸借対照表の保有にどのような資本と流動性の処理を割り当てるかを決定する必要があります。

McWilliams氏はまた「リスクを適切に管理・軽減しながら、この分野に銀行を参入させる必要があると思います」と意見を述べた。

今後、アメリカを始めとして各国の銀行はどのように仮想通貨に取り組みを進めていくのか。続けて動向に注目していきたい。

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この記事は、Bitcoin.comの「Federal Reserve, FDIC, OCC Discuss Allowing Banks to Hold Crypto on Balance Sheets」を参考にして作成されています。

投稿日時: 2021/10/28 11:49
著者: CoinPartner編集部 Takahashi

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