多くの問題で揺れている仮想通貨取引所Binanceだが、オランダ中央銀行からも警告を受けていることがわかった。
同行は、Binanceが同国で必要な登録をしておらず、違法でサービスを提供していると主張している。
仮想通貨取引所バイナンスがオランダ中央銀行から警告を受ける
大手仮想通貨取引所Binanceが、必要な法的登録をせずにサービスを提供したことでオランダ中央銀行から警告を受けていることがわかった。
Binanceは、DNBに法的に登録することなく、オランダで仮想通貨サービスを提供しています。
Binanceはマネーロンダリング防止およびテロ資金調達防止法(Wet ter voorkoming van witwassen en financieren van terrorisme – Wwft)を遵守しておらず、仮想通貨と基準通貨間の交換サービスを違法に提供していた。
これにより、顧客がマネーロンダリングやテロリストの資金調達に関与するリスクが高まる可能性があります。
中央銀行は今回の警告にて「知的財産権の所有者であるBinance Holdings Limitedと、Binanceがオランダで仮想通貨サービスを提供している事業体(Binance Operators)が含まれる」と明らかにしている。
この仮想通貨取引所に対して警告を発した他の規制当局には、マレーシア、日本、英国、ケイマン諸島、香港、タイ、ドイツ、リトアニアの規制当局がある。
BinanceのCEOであるChangpeng Zhao(CZ)氏は今週、規制遵守を最優先事項としており、法務・コンプライアンスチームを大幅に増員し早急に対応していくと説明した。さらに、Binanceは「技術革新者から金融サービス企業へのピボットを通過している」と述べた。
また元米国財務省犯罪捜査官のGreg Monahan氏を採用し、グローバル・マネー・ローンダリング報告責任者(GMLRO)として組織に加わることを発表し、警告された問題解決にあたる姿勢を明確にしている。
⇩この記事を読んだあなたへのおすすめ⇩
重要ファンダや相場分析レポートはアプリでも好評配信中
>>App Store >>GooglePlay Store >>詳細を見る
この記事は、Bitcoin.comの「Dutch Central Bank Warns Binance Is Illegally Offering Crypto Exchange Services in Netherlands」を参考にして作成されています。