仮想通貨取引所Binanceの CEOが、『1BTC』の所有が今や難しくなってきている点についてTwitterで触れた。
1BTCの価値はこの1年間で約4.13倍に増加しているが、今後も上がり続けることが予想される。
"1BTC"の所有は今後も難しくなり続ける
仮想通貨取引所Binanceの CEOであるChangpeng Zhao氏が、ビットコイン所有へのハードルが上がり続けている点について言及した。
同氏はTwitterにて以下のように発言した。
資金は一度に10億ドルのビットコインを貪り食い始めている。
平均的な人々が1BTCを所有することはますます難しくなるだろう。
遅れないで!
同氏のこの発言は、カナダの仮想通貨会社である3iQのビットコインファンドが10億ドルを超えたというニュースに反応したものであった。
3iQのビットコインファンド(QBTC)が10億ドルを突破
1月14日に3iQは、ビットコインファンド(QBTC)が10億ドルを突破したことをTwitterで発表していた。
TSX:QBTCは10億ドルのビットコインを保有している。
この新たなマイルストーンは、2020年4月に3iQがファンドを立ち上げた後に、放物線状に成長したことを示している。
QBTCは、2020年10月に記録された1億ドルから、約900%増加している。
Binance CEOの発言の背景
ビットコインは1月9日に過去最高値である約42,000ドルを記録し、当記事執筆時点(11/18 23時)においても約36,800ドルの高値となっている。
1年前の2020年1月18日のビットコイン価格は約8,900ドルであり、約4.13倍の上昇を1年で成し遂げている計算となる。
(参考 TradingViewのXBTUSDチャート 1時間足)
Changpeng Zhao氏が語る通り、日に日に『1BTC』を手に入れるハードルは上がっているとみていいだろう。
2020年下半期からの大幅上昇もあり、仮想通貨アナリストや投資家はビットコインを”Digital Gold”と表現し、継続的な価値上昇に大きく期待を寄せている。
BloombergのアナリストであるMike McGlone氏も、ビットコインが金を上回る可能性について昨年末に言及していた。
ビットコインは金を上回る可能性がある--この一年は、ビットコインが投資ポートフォリオの主流となり、お金のデジタル進化のための足がかりとなった。2021年のベンチマーク仮想通貨は価格上昇軌道を維持するだろう。
3 iQやGrayscale、MicroStrategyなどがビットコイン購入を進めているため、ビットコインが上昇を続ける可能性は多分にある。
『1BTC』とはいかなくとも、ある程度のビットコイン購入は個人レベルにおいても引き続き有益な資産運用となるだろう。
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この記事はZyCryptoの「It Will Become Increasingly Harder For Average People To Own 1 BTC – Binance CEO CZ Asserts」を参考にして作られています。