仮想通貨市場は今後トレンド転換の可能性も

想通貨市場は、全体的に一時上昇を見せるも長期的なレジスタンスラインでの反発が目立っている。
そのレジスタンスラインをブレイクすれば、トレンド転換も考えられるためかなり意識されているようだ。
ここをブレイクできなければ下降トレンド継続であろう。

しかしながら日本の暗号資産(仮想通貨)業界は前向きに前進しているようだ。
GMOコインの行政処分が金融庁によって解除されたり、楽天グループが暗号資産(仮想通貨)事業を本格的に指導するなどの動きがみられる。
どちらのニュースも価格にはそれほど影響しないかもしれないが、将来的に見るとプラスになるニュースだ。 

13日、金融庁が国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインに対する業務改善命令を8日付けで解除したと、ロイター通信が発表。

楽天グループの参加である「みんなのビットコイン株式会社」は、4月以降「楽天ウォレット会社」に名称を変更することを発表している。

 テクニカル分析で現在の相場を確認していく。

ビットコイン(BTC)

(出典:TradingView BTCJPY 1時間足

2月13日19時現在のビットコインの価格は395,400円となっている。前日同時刻と比べて+0.6%とやや上昇している。

下落のシナリオとしてはピンクライン(④39.1万円)を割るかにまずは注目だ。ここを割るようであれば次は黄緑ライン(③38.4万円)まで下落していくであろう。そこも割り込むようであれば、紫ライン(②37.7万円)・オレンジライン(①36.5万円)まで落ちて行くであろう。

上昇のシナリオとしては青色の長期レジスタンスライン(⑥)をブレイクするかに注目である。直近でこれより上のレジスタンスラインが存在しないため、青ライン(⑥)を破ればかなり大きな上昇とトレンド転換を期待できる。ひとまずの上昇の目安は44.1万円付近であろう。

2月13日19時現在のビットコインの価格は395,400円となっている。前日同時刻と比べて+0.6%とやや上昇している。

リップル(XRP)

(出典:TradingView XRP/USD 1時間足

2月13日18時現在のリップルの価格は0.310ドル(34.30円)となっている。前日同時刻と比べて+2.3%の上昇となった。

下落のシナリオとしては、ピンクのライン(⑤)・0.301ドルの青ライン(②)を下割れするかに注目である。ここを割れば次は0.294ドル(32.29円)の紫ライン(①)まで下落する可能性が高い。

上昇のシナリオとしては、0.318ドル(34.93円)の黄緑ライン(③)をブレイク出来るかに注目である。ここをブレイク出来れば次は0.325ドル(35.70円)の水色ライン(①)まで上昇するであろう。もし水色ラインもブレイクする状況となれば、最大で0.342ドル(37.84円)まで上昇するであろう。 

2月13日18時現在のリップルの価格は0.310ドル(34.30円)となっている。前日同時刻と比べて+2.3%の上昇となった。

イーサリアム(ETH)

​(出典:TradingView ETH/USD 1時間足
2月13日20時現在のイーサリアムの価格はドル124ドル(13,718円)となっている。

下落のシナリオとしてはオレンジライン(③118ドル:13,054円)を割るかに注目である。そこを割れれば赤ライン(⑤107ドル:11,837円)まで下落するであろう。もし赤ラインさえ割りこめば102ドル(⑤黄緑ライン:11,284円)まで下落することも考えられる。

上昇のシナリオとしては紫の長期レジスタンスライン(②)をブレイク出来るかに注目である。そこを突破することができれば140ドル(①ピンクライン:15,488円)まで上昇する可能性も出てくる。