現在、仮想通貨界においてDeFiは圧倒的な存在を誇っており、仮想通貨に興味がある人なら、一度はその名前を聞いたことがあるだろう。
記事執筆時(8月12日)朝にも、DeFi銘柄の1つであるSRMトークンがバイナンス上場後12時間の間で+52%の価格上昇を記録するなどもはやバブルといっても差し支えないほどDeFiの価値は高まってきている。
今回は、そんなDeFiの銘柄について、実際に大手仮想通貨取引所であるバイナンスに上場している銘柄の中からおすすめの通貨を解説していく。
DeFi(ディファイ)とは分散型金融と呼ばれる、ブロックチェーン上に構築される金融のエコシステムのことである。
特徴としては、すべての人々が平等にシステムにアクセスし、資産管理ができることが挙げられる。
また、スマートコントラクトを活用することで仲介者を排除し、様々な金融領域において利便性や透明性の向上を目指している。
DeFiのメリットは、主に以下の2つが挙げられる。
DeFiのメリット一つ目は、信頼できる金融機関が仲介しなくても安心して取引ができることが挙げられる。
DeFiでの取引はブロックチェーン上に記載され、以下の3つの特徴を持つ。
①契約内容は誰にも書き換えられない
②スマートコントラクトにより契約が自動で実行、不正な二重支払いが起きない
③取引内容が共有されるので透明性が高い
つまり、DeFi技術を使用することで顔を見たことない相手でも安心して契約でき、仲介者がいなくても取引ができるのだ。
DeFiのメリット二つ目は、従来の金融サービスを利用できない人でも、容易にアクセスができることが挙げられる。
営利目的の金融機関が仲介せず、面倒な手続きもないので、金融サービスへの参入障壁を下げることができる。
どんな人でも簡単に資産を保有することができるのは、DeFiの大きな魅力といっても良いだろう。
⇩DeFiについて詳しく知りたい方はこちら!⇩
さて、そんな素晴らしいDeFi関連の銘柄はバイナンスに数多く上場している。
今回は、バイナンスで取り扱っている銘柄のうち、コインパートナーがおすすめする6つの通貨を紹介していこうと思う。
どの通貨にも大きな特徴があるのでぜひ最後まで読んでいただきたい。
(参考 TradingViewのDAIUSDチャート 4時間足)
記事執筆現在(8月12日)のDAIは1.017ドル(107.89円)、現在はまだ高騰していなのがが特徴だ。
DAIとは、MakerDAO(メーカーダオ)が発行している通貨のことで、Maker財団が運営しているDeFi市場最大・最古参プロジェクトのことである。
MakerDAOは通貨DAIと呼ばれる、ETHやBATなどの通貨を担保に米ドルと価値が紐づくステーブルコインを発行・借用するためのシステムだ。
MalerDAOは、2020年7月26日に預かり資産が10億ドルを突破し、DeFi市場を牽引する存在である。
「DeFi関連の銘柄は持っておきたいけど、リスクは少ない方がいい…」
DAIはそんな方におすすめの通貨となっている。
(参考 TradingViewのCOMPUSDチャート 4時間足)
記事執筆現在(8月12日)のCOMPは、196.143ドル(20,807円)、上場した日の最安値と比べて現在の最高値は+167%価格が上昇していることを示している。
COMPとは、Compound(コンパウンド)が2020年6月16日から4年間、期限付きで発行する通貨のことだ。
COMP配布の目的は、オンチェーンガバナンスと呼ばれる、投票によって決定されたコードが自動的に採用される仕組みにすることである。
Compound(コンパウンド)とは、ネット上で自由にやりとりができる暗号資産(仮想通貨)の銀行のような役割をしている。
貸し暗号資産(仮想通貨)の利息収入やローン組成などができ、預けた資産はデータベースとして金銭価値を保存できることが特徴として挙げられる。
現在DeFiの中で最も勢いがあると言っても過言ではなく、今後が非常に楽しみな通貨となっている。
「今DeFiの中心にいて今後の成長も期待できる通貨を持ちたい!」
COMPはそんな方におすすめの通貨だ。
(参考 TradingViewのKNCUSDチャート 4時間足)
記事執筆現在(8月12日)のKNCは、1.6088ドル(170.67円)、2020年1月1日と比べて+769%の価格上昇を見せている。
KNCは、Kyber Network(カイバーネットワーク)が発行している通貨のことだ。
Kyber Networkとは、仮想通貨の送金・決済を便利にする決済システムを開発する役割を持っている。
Kyber Networkの仕組みを利用すれば好きな通貨で払えて好きな通貨で受け取ることが可能である。
つまり、ウォレットやサービスと提携してKyber Networkの仕組みが広がれば広がるほど、仮想通貨の送金・決済は便利になるのだ。
「仮想通貨をより便利にすることができる機能に投資したい!」
KNCはそんな方におすすめの通貨だ。
(参考 TradingViewのLENDUSDチャート 4時間足)
記事執筆現在(8月12日)のLENDは、0.4064ドル(43.11円)、2020年1月1日から+2,318%の価格上昇を記録している。
LENDは、Aaveが発行している通貨のことである。
Aaveはスマートコントラクトを利用し、お金の貸し借りができるプラットフォームを提供しており、現在は担保を預け入れなくても借入が可能な分散型金融の仕組みを構築している。
ユーザーは、非中央集権的な貸金業者の代わりに、分散プラットフォームであるAaveを使うことで、安定した金利でお金を借りたり、貸したお金から利息を獲得したりすることができる。
「DAIやCOMPほど有名ではなく少しマイナーだけど今後も期待できる通貨を持ちたい!」
LENDはそんな方におすすめの通貨だ。
(参考 TradingViewのSRMUSDチャート 30分足)
記事執筆現在(8月12日15時30分)のSRMは、1.9089ドル(203.6円)となっている。
本記事冒頭でも触れたとおり、12時間前の3時30分と比べて、+52.8%の大幅上昇を記録している。
SRMは、Serumが発行している通貨のことだ。
Serumとは昨日11日に開始された新しい分散型取引所のことであり、デリバティブ取引プラットフォームであるFTXと、スマートコントラクトブロックチェーンSolanaがコラボしたことで誕生した。
Coingeckoのデータによると、SRMの取引量は最初の12時間で既に3億5000万ドルを超えており、非常に期待されていることが分かる。
「DeFiの中でも特に最新のイケてる通貨を持ちたい!」
SRMはそんな方におすすめの通貨となっている。
(参考 TradingViewのETHUSDチャート 4時間足)
記事執筆現在(8月12日)のETHは、378.829ドル(40,187円)、2020年1月1日から+194.7%の価格上昇となっている。
ETHの価格上昇の核を握っているのが、DeFiである。
ETHも、当然DeFi関連の通貨となってくる。
イーサリアムとは分散型プラットフォーム全体のことであり、DeFiはイーサリアムブロックチェーンを基盤としているからだ。
現在はDeFi人気の急騰を受け、ETHの価格も急騰している。DeFiの成長を語るにはイーサリアムは切っても切れない関係といえるだろう。
今後もDeFiが人気であり続ける限り上昇は続くと考えられるため、ETHに超注目しておいて損は絶対にないと考える。
「DeFiの銘柄を持つのは少し怖いから、DeFiの成長に影響を受けて価格が上昇する有名通貨を持ちたい!」
ETHはそんな方におすすめの通貨となっている。
以上で見てきた通り、バイナンスでは将来有望なDeFi関連の銘柄を数多く扱っている。
中でも、安心安全であるETH、将来に大きな期待を持てるCOMPはおすすめの通貨だ。
しかし、バブルとも言える過熱は、高値掴みをしてしまう可能性があるため、DeFiトークンを購入するときは、しっかり精査しなければならない。
現在の過熱後に、DeFiが健全で持続的な金融エコシステムへと発展していくのが楽しみである。
この記事を読んだあなたへのおすすめ↓↓↓
仮想通貨・ビットコイン取引所おすすめ比較【2020年8月最新ランキング】
仮想通貨・ビットコインの購入方法・買い方|初心者におすすめの取引所や投資方法を紹介
ビットコインは今後どうなる?2020年の価格予想や将来性を徹底解説
\無料アプリを使って/
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner