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メタプラネット、株価大引け急伸で245円|FOMC・日銀通過でBTC堅調、mNAV0.93倍へ回復

2026年7月31日 16:05  Arai Yu

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7月31日、メタプラネット(3350)の株価は大引けにかけて急伸し、終値245円と前日比+22円(+9.87%)の高値引けとなりました。前日23日ぶりの高い上昇率で、7月最終取引日を大幅高で締めくくりました。

前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に続き、この日は日銀が政策金利を1.0%に据え置きました。2つの中銀会合を無難に通過したことで投資家心理が改善し、日経平均が2494円高となる全面高に。

ビットコイン(BTC)も6万4000ドル台を維持するなか、企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.93倍まで回復し、1倍が再び視野に入っています。

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当日の値動き

前日30日はFOMC通過を好感して終値223円(+3.24%)と反発しました。31日は226円で寄り付き、日経平均の急伸を背景に高値235円まで上昇しましたが、後場は上げ幅を縮めて230円前後での推移となっています。

出来高は14時台で約1657万株と膨らみました。日経平均が一時6万5000円を回復した後に伸び悩んだ流れと歩調を合わせ、同社株も高値圏で上値の重さをみせています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では7月28日の安値214円で下げ止まり、30日・31日の2営業日で245円まで急反発しました。25日移動平均線を回復し、下落局面からの転換を試す動きとなっています。

3カ月リターンは−24.6%、1年リターンは−78.7%と、直近の急伸で下げ幅が縮小しました。245円を固めれば7月22日の高値265円に向けた戻りが視野に入る一方、高値引けの反動で翌営業日に利益確定売りが出やすい点には留意が必要です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、31日は日中の230円前後のもみ合いから、引け際に一気に245円まで駆け上がる急伸となりました。終値が当日高値と一致する高値引けで、引けにかけての買い意欲の強さを示しています。

短期のサポートは節目の240円、上値は本日高値245円です。245円を上抜ければ250円台が視野に入る一方、時間外取引(PTS)が237円と終値を下回っており、引け際の急騰分が一部戻される可能性には注意が必要です。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。BTCはドル建てで6万4000ドル台を維持したものの、日銀会合通過後に円が1ドル160円台へ急伸したため、円建てBTC価格は1031万5513円へ低下しました。Bitcoin NAV(評価額)は4436億円、未実現損益は−2157億円(−32.7%)と、含み損は前日から高止まりしています。

一方、株価の大幅高でEV mNAVは0.93倍と前日の0.88倍から一段と回復しました。時価総額は3142億円・企業価値は4113億円まで拡大し、Bitcoin NAV4436億円との差が縮小しています。1株あたりNAV(希薄化前)346.19円に対し株価245円で、割安度は縮まりました。BTCの追加購入は6月30日を最後に、丸1カ月にあたる31日間止まっています。

今後の株価の焦点

短期は240円が下値サポート、本日高値245円が上値レジスタンスです。245円を上抜ければ250円台が視野に入る一方、高値引けの反動やPTSの伸び悩みから、翌営業日は利益確定売りに押される展開も想定されます。

FOMCと日銀を通過し、当面の焦点は8月13日の決算発表に移ります。mNAVが0.93倍まで戻し1倍が近づいたことで、1倍を回復すれば新株予約権による調達とBTC買い増しのサイクル再始動が意識されます。丸1カ月止まっている買い増しの再開と、円相場の動向が円建て損益に与える影響が引き続き注目されます。

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