米上院多数党院内総務のジョン・トゥーン氏が、暗号資産市場構造を巡る「クリアリティ法」(H.R. 3633)について、8月の休会前に「おそらく投票を行う」との考えを示しました。
7月28日頃の発言でトゥーン氏は「We will probably have a vote on the Clarity Act… we’ll see if the Democrats give us the votes to get on that.(クリアリティ法の投票はおそらくあるだろう。民主党が票をくれれば進められる)」と述べています。
上院は現在、ロシア制裁関連法案や人事承認などの処理を優先しており、限られた会期日程の中での発言です。休会はおおむね8月7日頃から始まる見通しで、残された時間は短くなっています。
この発言は、クリアリティ法の扱いが後ろ倒しになる可能性が指摘される中で出たものです。直近は他の重要案件が日程を占め、法案のフロア審議が先送りされるとの見方が強まっていました。
それでも多数党院内総務が「おそらく投票する」と明言したことで、クリアリティ法が完全に棚上げされるわけではなく、指導部として休会前の処理を引き続き検討している案件であることが示されました。民主党の協力が得られるかどうかが鍵となり、実際にプロセスが進むかどうかは今後の票読み次第です。
今回のポイントは、法案の中身そのものではなく、上院指導部が休会前という区切りの中でどう扱うかにあります。短い期間に集中した動きが出るかどうかが、改めて意識される展開になっています。
画像:Shutterstock
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