「マスクネットワークって一体どんな仮想通貨なの?」
「今後、価格は上昇するの?」
そんな疑問を抱えていませんか?
マスクネットワークを使えば、SNSのアカウント情報を暗号化して個人情報の流出を防ぐことやSNS上で暗号通貨のやり取りをすることが可能で、その高い実用性から大きな注目を集めています。
そこで、この記事ではプライバシー保護を重視する時流の中で高い将来性を持つとされているMASKについて、暗号通貨の専門家が詳しく解説していきます!
この記事を読み終わるころには、難しく感じていたMASKの特徴が理解でき、どのような要素が今後の値動きにかかわってくるのか把握できているはずです!
これから、マスクネットワークの概要をわかりやすく解説していきます。
名称 | マスクネットワーク(MASK) |
通貨単位 | MASK |
発行日 | 2021年2月 |
価格※ | ¥482.40 |
時価総額※ | ¥46,288,646,152 |
時価総額ランキング※ | 195位 |
入手可能な国内取引所 | bitbank |
※2024年5月2日時点、CoinMarketCap調べ
MASKとは、マスクネットワークというプラットホームの中で使用されるトークンのことです。このマスクネットワークとは、XやInstagramなどのソーシャルメディア上で使用するプライバシー保護のための拡張ツールのことです。
マスクネットワークは無料で使うことができ、ユーザーはSNS上のメッセージやアカウント情報を暗号化すことで自分たちの個人情報が企業に漏洩しないように対策できます。企業間における個人情報の売買やそれによる被害が問題になっている中、マスクネットワークは大きな注目を浴びているのです。
さらに、MetaMaskというアプリを使えばSNSのメッセージ上で仮想通貨やNFTなどの暗号資産を送り合うことも可能です。MetaMaskを使う際、ユーザーは電子マネーの代わりに公式トークンであるMASKを送金し合ったり、ガバナンストークン(運営に関する投票参加券)としてMASKを利用したりします。
このパートでは、マスクネットワークの特徴を3つに絞って解説していきます!
マスクネットワークは、SNSを使用するユーザーのプライバシーを強化するための拡張機能です。従来、XやInstagramなどのSNSでは運営がユーザー間でやり取りされたメッセージの内容を閲覧することができました。これによってクレジットカードなどの貴重な個人情報が流出したり、企業間で売買されたりする事件も発生しました。
そこで、ユーザー間のメッセージが運営側に見られないように開発されたのがマスクネットワークです。ユーザーは自分のスマホにマスクネットワークをダウンロードすればSNS上のメッセージが暗号化され、あらかじめ設定した受信者以外の人はそのメッセージを閲覧することができなくなるのです。
マスクネットワークをインストールすると、FacebookやXのように普段使っているSNSのメッセージ上で、友人と暗号通貨やNFTを簡単に交換することも可能になります。マスクネットワークでは豊富な種類の暗号通貨やNFTが交換できるだけでなく、それらを最適なレートで交換してくれる機能もついています。
つまり、「アルトコインAとアルトコインBを交換したい」というように種類の異なる通貨同士を交換する際、そのときの相場に合わせた最適なレートを提示してくれるのです。 このような通貨のやり取りはMetaMask(メタマスク)というというデジタルウォレットのアプリをインストールするだけで簡単に行うことができます。
銀行や取引所を通さずに人と人で直接的にデジタル資産のやり取りができるマスクネットワークは、新時代の非中央集権型送金システムとしてのポテンシャルを持っているのです。
マスクネットワークの運営会社は、ITOという独自の形式で資金調達を行うことが可能です。ITOとは、X(旧Twitter)を使ってクラウドファンディングを募り、資金調達をする方法のことです。
Xを通してプロジェクトの資金を募る公募を投稿し、それを見たユーザーたちからMASKトークンを出資してもらうことができます。MASKトークンを保有しており、Xのアカウントを持っている人は誰でも参加できるため、ユーザーは気軽に投資ができるのです。
ここでは、MASKのこれまでの価格動向を振り返り、急騰や暴落の原因について解説していきます!
MASKは2021年2月の取引開始後、一時4000円以上にまで急騰しました。しかし、その後は価格が下落し、2022年の中頃には150円台まで低下しています。MASKは最初に市場に出たとき、LBPという特別な仕組みを使って価格が設定されました。
LBPとはトークンの供給量を時間とともに増やす仕組みのことで、初期の価格を意図的に高く設定し、その後徐々に価格を下げていく手法です。これにより、初期にトークンを買い占めようとする大口投資家の影響を抑え、より多くの人々がより公平な形で投資に参加できるようにする狙いがあります。しかしこの仕組みは最終的に機能しなくなり、結果としてトークンの価格が暴落したのです。
MASKは2023年11月に「OKCoinJapan」への国内初上場を果たしましたが、それによる価格の上昇は起きませんでした。投資家たちは国内への初上場を上昇の要因としては見なさなかったのです。その後2023年以降、MASKの相場は250円~900円のレンジ内で激しく動く値動きを見せています。
今後の値動きに関しては、「SNS社会の中でプライバシー保護の需要がどの程度高まるか」ということが大きく関わってくると思われます。これについては次の章で解説いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
では、MASKは今後どうなるのでしょうか?
将来性や今後の見通しについて解説していきます!
現代の生活において、SNSは仕事でもプライベートでも必要不可欠です。しかし、従来のSNSではハッキングによる個人情報の漏洩や悪用が度々問題となってきました。例えば、2022年8月にはTwitterのユーザー540万人以上の電話番号やメールアドレスが漏洩した事件が話題となりました。実際、このような事件を受けて世の中では個人情報の流出に伴う詐欺被害やスパム被害が問題視され、法令の改正や企業側の管理体制強化を求める声が高まっています。
人々が自分の個人情報を適切にコントロールしようとする潮流が高まる中で、マスクネットワークの技術は大きな注目を集めてきているのです。今後、プライバシー保護の動きが強まるにつれてマスクネットワークへの需要もさらに高まると予想されます。
SNS上でやり取りするメッセージや共有するファイルの暗号化、デジタル通貨のやり取りを可能にするマスクネットワークですが、実は無料でインストールすることができ、簡単な設定だけで使用することができます。PCから利用する場合はGoogleChromeなどのサファリで拡張機能をインストールし、スマートファンから利用する場合はMetaMaskという専用のアプリをダウンロードすることが可能です。
無料かつ簡単な設定のみで使用できるので、今後もユーザー数の拡大が見込めるでしょう。ちなみに、AppleストアではMetaMaskのレビュー数が1万件を超えており、Googleストアでのダウンロード数も1000万件を超えていることからその人気が伺えます。
分散型SNSとは中央主権型の管理者が存在せず、ユーザーが直接データの管理やプラットフォームの管理に参加できるソーシャルネットワークです。有名な分散型SNSとしては、Meta社のリリースしたThreadsやTwitterの創業者ジャック・ドーシーが支援しているBluesky、イーサリアムのブロックチェーン上に構築されたFriend.Techなどが挙げられます。
このような分散型SNSは徐々にユーザー数を伸ばしていますが、これはマスクネットワークにとって脅威となります。マスクネットワークはあくまでも既存のweb2型のSNS(TwitterやInstagramなど)にweb3の分散型の要素を加えるツールであるため、元から非中央集権である分散型SNSが普及した場合、その出番がなくなってしまうのです。
現在、MASKは国内取引所のbitbankで簡単に購入することが可能です。ここでは、「MASKはbitbankで購入するのがおススメな理由」について解説していきたいと思います。
bitbankは取引所の最大手ということもあり、手数料が圧倒的にリーズナブルです。特に注目すべきは取引手数料の低さで、テイカー手数料(成り行き注文のこと)は0.12%となっています。さらに、メイカー手数料(指値注文のこと)に関しては実質的にマイナスな-0.02%となっています(一部の銘柄を除く)。これは、指値注文を利用することで、取引手数料を支払うどころか、逆に手数料相当額を受け取ることが可能ということを意味しています。「同じ通貨を買うにしても、不要な手数料は削りたい」という方はbitbankがおススメします。
bitbank以外にMASKを取り扱っている国内取引所ではBITPointやbitFlyerが挙げられますが、両者ともにメイカー手数料は0.1%、テイカー手数料は0.15%となっており、bitbankよりも高い手数料を払わなければいけません。
bitbankは土日祝日を含めた24時間、リアルタイムでの入金に対応しています。そのため、トレーダ―は24時間365日、相場のチャンスを逃さずにいつでもトレードすることが可能です。
「SNSのプライバシー保護に関する重要なニュースが発表され、MASKの相場が急騰しているのに、入金が反映されなくて取引ができない...」なんて惜しい経験をしなくてもすみそうですね!
仮想通貨取引所を利用するうえで、セキュリティ対策を気にされる方も多いと思います。セキュリティ対策の点から考えると、bitbankは国内でNo.1だと言えます。秘密鍵をオフラインで保管することで不正なアクセスから守るコールドウォレットや電子署名を複数利用することでセキュリティを高めるマルチシングなどの強力な対策が揃っていることから、ICORatingなどのセキュリティレポートでも高く評価されているのです。
ここでは、MASKに関するよくある質問に回答していきます!
MASKの最大発行枚数は100,000,000枚となっています。この枚数は他のアルトコインと比べても一般的な範囲だと言えます。
MASKはステーキングすることが可能です。また、MASKトークンのステーキングとは別ですが、すでに紹介したMetaMaskというアプリでは2023年よりイーサリアムのステーキングが可能となっています。
ステーキングには通貨を保有しているだけで高い金利を得られるというメリットもありますが、ハッキングによる資金流出のリスクなども伴います。ステーキングの概要やステーキングで利回りの高い通貨について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
MASKは、イーロン・マスクとの関わりはありません。その名前からイーロン・マスクとの関係を想像される方も多いですが、実際は無関係です。
MASKは海外取引所で取引することが可能です。具体的に、バイナンス(Binance)やコインベース(Coinbase)、分散型取引所(DEX)での取引が可能です。しかし、海外取引所は日本円や日本語に対応していないことも多いため、初心者の方は安全性や利便性に優れた国内取引所で購入されることを推奨します。国内取引所では、取引手数料の安さや利便性の観点からbitbankで購入することをおススメいたします!
今回はマスクネットワークの将来性やその特徴についてまとめました!
プライバシー保護の動きが強まる時流の中、SNS上のメッセージや投稿を暗号化することで個人情報の漏洩を防いだり、SNS上での暗号通貨のやり取りを可能にする優秀なプロジェクトであることがお分かりいただけたと思います。
マスクネットワークがweb2型である従来のSNSをweb3.0の中で再構築する架け橋となることに投資家たちからの期待も高まっているため、ぜひ今後の動向も注視してみてください!