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『ビットコインの合意形成って何?』『なんの役にたってるの?』
暗号資産(仮想通貨)のことを調べると必ず出てくるのがこの【合意形成(コンセンサス)アルゴリズム】という言葉です。
暗号資産(仮想通貨)の合意形成の仕組みをわかっているのといないのとでは、暗号資産(仮想通貨)を見る世界が天と地ほど変わってきます。そのことにより、暗号資産(仮想通貨)のニュースや技術の理解にも確実に役立に立ちます。難しい用語はなるべく使わずに解説しています。早速見ていきましょう!!
ブロックチェーンについてまだよくわからない方はこちらで詳しく解説してあります。
2018年、コインパートナーが最もおすすめする暗号資産(仮想通貨)はこちら!!目次ブロックチェーンの仕組みを超簡単に説明すると…?ブロックチェーンの仕組みをわかりやすく図解でブロックチェーンの詳しい仕組みと理論 ブロックチェーンの仕組みに関するQ&Aブロックチェーンの仕組みまとめ ブロックチェーンの仕組みを超簡単に説明すると…? まずは、誰でも分かる簡単な説明でブロックチェーンをざっくり理解しましょう! ブロックチェーンは公開された台帳 ブロックチェーンとは、最も簡潔に言うとみんなが見れる台帳です。「暗号資産(仮想通貨)をAさんからBさんに送りました」という情報をいくつかまとめたものをブロックと呼んで、それをいくつも鎖のように繋いでいくのでブロックチェーンというわけです。 ブロックチェーンの情報は世界中にあるノードが保管しており、もしブロックチェーンの情報を保管しているノードに不具合が発生してしまったとしても、他のノードに記録がされているのでブロックチェーンの情報が完全に失われることはありません。 そして、ブロックチェーンに記録された情報は誰でも見ることができます。 また、このノードは全て対等であり、中央管理者のような存在がいないので、ブロックチェーンは分散型台帳とも言います。 改ざんが不可能になっている ブロックチェーンにある取引の記録は改ざんが不可能になっています!なぜ改ざんが不可能なのかの説明はあとで述べますが、簡単に言うと改ざんにはとてつもない計算力を持ったパソコンを持つ必要があり、それはほぼ不可能だからです。 この取引の改ざん不可能性によって暗号資産(仮想通貨)は成り立っています。暗号資産(仮想通貨)を保有している、というのは暗号資産(仮想通貨)という物が自分の手元にあるわけではありません。 ブロックチェーンという取引記録に今までこういう記載がされていてこれは必ず改ざんされていないから、自分はいくら暗号資産(仮想通貨)を持っている、という風に取引の履歴によって誰がいくら持っているかが分かる仕組みになっています。 改ざんされていない保証がある電子的な台帳があれば新しい通貨の形ができる、というところに着目して、改ざんされない電子的な台帳の形を初めて実現したのがブロックチェーンということですね。 ブロックチェーンの仕組みをわかりやすく図解で
目次
合意形成とは何かのものごとを決めるときに使う言葉で、ステークホルダー(利害関係者)の意見の一致を図ることを言います。
例えば、『ある街にショッピングモールを建設するとします。その時のステークホルダーは【経営者・地域住民・地方関係者など】になります。これらの人々は、お互いに利害関係がありそれらの意見の一致を図るためにお互いの合意を得る過程を合意形成といいます。』
『なぜ、こんな合意形成の仕組みが暗号資産(仮想通貨)にも必要なのか?』僕も最初はそう思っていました。
例外はありますが、まずビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)はP2P(Peer to Peer)という仕組みを使って非中央集権で管理・維持されています。
そのため、銀行の送金システムなどと違い、ブロックチェーンに取引内容を書き込む時も一つの大きな権力(ここでいう銀行)によって行われるのではなく、ブロックチェーンに参加している人たちの合意(コンセンサス)が必要になってきます。
ブロックチェーンに取引を書き込む際の様子を見ていきましょう。取引が行われると、新しくブロックを追加しなければなりません。その時に必要になってくるのがそのブロックの正しさを保証するものです。中央集権で管理されている銀行通帳なら、おおもとの銀行が取引を書き込みます。
しかし、非中央集権で管理されている暗号資産(仮想通貨)はそれぞれのノード(ビットコインネットワークに接続されている機器)がこれまでの取引や新しい取引の整合性をとる作業をしなくてはなりません。
その時に必要になってくるのが、このブロックチェーン(取引履歴)は正しいよっていう合意で、その合意をするのがP2P(Peer to Peer)で出てきた多数のノードになります。
「ビットコインのノードって何だろう?」、「ノードがないと取引できないの?」と、ノードについてお悩みではありませんか?ビットコインやブロックチェーンの技術を説明をする際に当然のように使われる「ノード」という単語、その意味を知っておくと暗号資産(仮想通貨)の技術の理解がグッと深まります。そこで今回は、「ノードとは何のことなのか」というところから、特に初心者の方が理解できるように簡単に説明します!これを読んで、ビットコインやブロックチェーンの知識について、一歩先の理解をしましょう!目次ビットコインのノードとはビットコインのノードの種類と特徴結局、何のノードを建てるのがオススメなのかビットコインのフルノードの数と分布その他の暗号資産(仮想通貨)のノードまとめビットコインのノードとは「ノード」は、辞書的には「結び目」という意味を持ちます。コンピュータネットワークの中でノードというと、これはネットワークにおける分岐点や中継点のことを言います。つまり一般的には、あるネットワークに接続されているコンピュータ機器を指します。ここからさらに、ビットコインにおける"ノード"が何を意味し、どういった働きを持っているのか説明します!ビットコインのノードとは先ほど述べたように、一般的なノードはあるネットワークに接続されているコンピュータ機器のことです。なので、「ビットコインのノード」とは「ビットコインのネットワークに接続している全てのコンピュータ機器」のことを言います。(パソコンは当然のこと、スマートフォンやASICなどの端末も含まれます)ビットコインの取引記録は全てブロックチェーンに保存されており、ノード間で保存・共有されています。ビットコインの保有や送受信を行いたい場合は、ノードとしてそのブロックチェーンを参照する必要があります。ビットコインのノードの役割ビットコインのノードが持つことのできる役割は、大きく、ウォレット・マイニング・フルブロックチェーンデータベース・ネットワークルーティングの4つに分けられます。ビットコインのノードの役割ウォレットマイニングフルブロックチェーンデータベースネットワークルーティング
ビットコインの合意形成アルゴリズムの事をProof of Work(プルーフオブワーク)といいます。
ここでの合意形成を簡単に言うと『取引が正しいことを認める』事をさし、アルゴリズムは『合意形成をするための手順・方法』のことを言います。
言い換えると『取引が正しいことを認めるための手順方法』になります。
目次プルーフオブワークとはプルーフオブワークとマイニングの仕組みプルーフオブワークとプルーフオブステークの違い承認システムは他にもある! プルーフオブワークまとめ プルーフオブワークとは プルーフオブワーク(Proof of Work)とは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)で採用されている、膨大な計算量を必要とする作業を成功させた人が取引の承認者となり、新たなブロックをブロックチェーンに繋ぐ権利を得られる仕組みのことです。その計算作業をマイニングと言い、マイニングの成功者には報酬が与えられます。 膨大な計算力が必要な作業って?マイニングって?と思った方、これからその説明をしていくので安心してください! プルーフオブワークとマイニングの仕組み ハッシュ関数が重要! プルーフオブワークの説明に入る前に、まずはハッシュ関数というものを説明しなければなりません。このハッシュ関数というのは、値を代入して計算するのは簡単なのに、この値が出るにはどういう値を代入すればいいかが分からないという特殊な関数です。この特徴を活かしてプルーフオブワークという仕組みは成り立っています。 マイニングとはどんな作業? プルーフオブワークにおいて、取引を承認し新しいブロックをブロックチェーンに繋げる作業のことをマイニングといいます。このマイニングを最初に成功させた人は報酬がもらえるという仕組みになっています。では、どうやって新しいブロックを繋げる人を決めるのでしょうか。 マイニングという作業において実際にやっていることは、ハッシュ関数に代入するとその頭に決められた個数の0が並ぶ数字が出てくるような値(ナンス)を探すという作業です。つまり、マイニングの成功とはナンス探しの成功を指します。 さて、ここでさっきのハッシュ関数の性質を思い出してください。ハッシュ関数は代入して計算をするのは簡単だけど、その逆を求めるのは困難です。すなわち、「値を代入したときに頭に0が何個並ぶか」はすぐ分かるのに、「頭に0がこの個数並ぶ数が出てくるには何の値を代入すればいいか」は分からないわけです。
続いては、Proof of Workにおいての具体的な合意形成ついて解説していきます!暗号資産(仮想通貨)は非中央集権で管理されているノードが取引は正しいよという合意を行います。
その時に問題になってくるのが、
【①どうやって多数あるノードの中から代表を決めるか ②不正をされないためにはどうすればいいか】の2つの大まかな問題があります。
多数あるノードの中から新しい取引をブロックに書き込み、前のブロックに繋げることができるのは一つの代表ノードになります。では、どうやって代表ノードを決めるのか?
その代表決定の戦いに使われる種目が、CPU能力(計算力)になります。あるお題が与えられそれをいち早く説いたノードが次の取引の承認権とブロックに繋ぐ権利が与えられます。
お題とは、特定のハッシュ関数(答えがある不可逆性の計算)を探す計算のことを言います。ハッシュ関数とは、値を代入して計算するのは簡単なのに、この値が出るにはどういう値を代入すればいいかが分からないという関数です。
このハッシュ関数の答えを求めるWork(仕事)を一番最初に達成した人が、ブロックを生成する権利を獲得することができます。
これにより、悪意のある人がノードを乱立しビットコインのブロックチェーンをコントロールすることを阻止することができます。なぜかというと、答えを求めた人にブロック追加の権利が与えらるためです。
しかし、これだけでは合意形成は成り立ちません。不正のリスクがあるからです。
その合意形成段階のリスク回避をどのように行っているかを次の【ビットコイン合意形成の強みで】解説して行きます!
ここまでで、ビットコインの取引を記録するための合意形成の大まかな概要をとらえられたと思います。ここからはかなり技術的な面に入って行きます。気を入れなおしていきましょう!!
代表ノードを決定することまでは、ここまでで解説いたしました。では、どうやって多数の合意を得ることが可能になるのでしょう?
ビットコインの合意形成の強みを
【①インセンティブ ②最長ブロックを正とする ③ビザンチン将軍耐性】の3つに分けて解説していきます。
ブロックを生成する権利を獲得するためには計算力が必要といいました。では、その計算力は誰が出しているのでしょう?それは、マイナーと呼ばれるビットコインをマイニング(マイニングはハッシュ関数を解いてブロックを生成すること)している人たちです。
マイナーの人たちは、計算力競争に勝った時に正しくトランザクション(取引)をブロックに記録し正しいとされるブロックにそのブロックをつなぎます。
その時、その作業に対するインセンティブとしてトランザクション手数料として払われたビットコインを受け取ることが出来ます。
このように、管理維持してくれるマイナーに報酬を与えることでブロックチェーンを管理・維持するためのインセンティブ(報酬)を与えています。
インセンティブはあるが不正を働く人は絶対出てくるでしょう?その通りです。そこもうまくシステムの中で解決されています。
あるハッキング集団Aがいたとします。その集団Aが大金を払って超有能コンピューターを入手し計算力をゲットしたとします。すると、集団Aは不正のある新ブロックを作り上げました。そうなった場合、今まで正しく記録されていたブロックのつながりが正しくなくなってしまいますよね。
その時に、働くルールが【最長のブロックを正とする】というものです。
これは、たとえ不正のあるブロックが繋がれても解決できる仕組みで、不正のあった次のブロックをつなぐ権利を獲得したものは、不正のあったブロックにつなぐのか、1個前の正しいブロックにつなぐのか選ぶことができます。
そして、こうした選択をブロックチェーンを正しく維持しようと考える人が51%よりも多くいれば、正しくブロックが繋がれ続け結果的にそのブロックは他の不正があったブロックよりも長くなります。その、最長のブロックを正しいとするわけです。
不正をした人たちは、せっかく報酬を受け取れる権利をもらったのにそのブロックは無効とされ、報酬は受け取れない結果に終わります。
こうして、ブロックチェーン正しく書き込むというインセンティブを生み出すことが可能になります。
こうして、多数の合意を得られなければ報酬は受け取れないため、正しくブロックをつなぐインセンティブができます。
そして、この合意を形成(得る)するアルゴリズム(方法・手段)をPoW【Proof of Work】といい日本語では、合意形成アルゴリズムと言われます。
合意形成の仕組みはここまででわかったと思います。では、この合意形成の仕組みは完璧なのでしょうか。2008年にサトシナカモトが論文をウェブにアップしてから約10年、今だ破られていないシステムの弱点とは?
『ビザンチン将軍問題』はビットコインを調べていると出てくるワードになります。これは、強みでも軽く触れていることと類似する内容になります。
簡単に説明すると、これまで紹介したビットコインの合意形成に対するリスクの話です。
ブロックチェーンを正しくつないでいくには、51%以上の正しくつなぐ意思のある人たちが必要です。
もし、不正をしたい集団Aが51%以上の計算力を手にした時どうなるのでしょうか?その答えは、『二重支払いが可能になるが、過去のブロックは改ざんできず他人のウォレットからも盗めない』というものです。
まず、二重支払いについて軽く説明します。
ビットコインで1BTCものを購入したとします。その購入情報は、ブロックチェーンに書き込まれ新しくブロックチェーンに追加されます。
ここで51%以上の計算力を持っていると、その取引が詰まったブロックを不正にし、再度繋がれたブロックで使ったはずの1BTCを再度使うことを可能にします。これは『51%攻撃』ともいわれています。これは現実的に可能ですが、実現可能性的には不可能に近いです。
なぜかというと、51%もの計算力を得るには莫大な資金が必要かつ、その改ざんを仕掛けることによるメリットがないことが挙げられます。
そして、『過去のブロックの改ざんや他人のウォレットからの出し入れ』に関しては、51%の計算力を獲得しても実行することができません。
簡単に言うと、過去のブロックの改ざんをするには改ざんしたいブロック以降すべてを書き換えなくてはならないからです。
その理由としては、ブロック一つ一つに特別な値(ナンス)があり、一つを変えるとそれ以降のナンスも変わってしまい、整合性が保てないからです。
また、他人のウォレットからの出し入れに関しては、送金には秘密鍵が必要になり、たとえブロックの生成権利を獲得したからといって秘密鍵を知る方法はないことが挙げられましす。
ビザンチン将軍問題を詳しく知りたい方こちらの記事で詳しく解説しています。
暗号資産(仮想通貨)について調べていると「ビザンチン将軍問題」という言葉を聞くけど、どういう意味かさっぱりわからない。そんな方も多いのではないでしょうか?一見何の関係もなさそうなただの歴史用語のようですが、具体的な暗号資産(仮想通貨)との関係性を知っておきたいですよね。そこで!今回ビザンチン将軍問題とはどのような問題のことなのかコインパートナーがわかりやすく解説します!また、そもそもの名前の由来やブロックチェーンとの関係についても詳しく説明します。これを読んでビザンチン将軍問題を完全に理解しましょう!目次ビザンチン将軍問題とはビザンツ帝国における合意形成問題ブロックチェーンとビザンチン将軍問題の関係ビットコインのコンセンサスアルゴリズムビザンチン将軍問題まとめビザンチン将軍問題とはビザンチン将軍問題(Byzantine Generals Problem)暗号資産(仮想通貨)について調べていると、「ビザンチン将軍問題」という単語をしばしば見かけるかもしれません。ビザンチン将軍問題とだけ聞くと暗号資産(仮想通貨)とはなんの関係もなさそうですが、実はブロックチェーンとビザンチン将軍問題には深い関わりがあるのです。誤解を恐れずに簡単に言うと、ビザンチン将軍問題とは「複数人で合意形成を図る際、その一部の不正や不具合が生じ得る時に、全体での正しい合意形成ができなくなる可能性がある」という問題です。ビザンチン障害(Byzantine Failure)ビザンチン障害(またはビザンチン故障)とは、ビザンチン将軍問題が原因となって起きた不具合のことを言います。分散型のネットワークにおいて合意形成を図るためには、このビザンチン障害が起きないようにする必要があります。ビザンチン・フォールトトレラント性(Byzantine Fault Tolerance)ビザンチン・フォールトトレラント性とカタカナにするとわかりにくいですが、これは「Byzantine Fault
51%攻撃について詳しく知りたい方はこちらの記事で詳しく解説しています。
目次51%攻撃とは51%攻撃をされたらどんな危険があるの…?51%攻撃の対策は?51%攻撃で意外とできないこと51%攻撃まとめ 51%攻撃とは 51%攻撃とは、悪意ある集団がブロックチェーンにおける取引の承認権を独占して、不正な取引の承認や正当な取引の否認を行ってネットワークを乱すことを指します。プルーフオブワークでは過半数の計算力、プルーフオブステークでは過半数の通貨を保有すると実行可能になります。 プルーフオブワークやプルーフオブステークについてよく知らないという方はこちらの記事を読んでください! プルーフオブワークの仕組みとは?プルーフオブステークとの違いも説明します!プルーフオブワークは暗号資産(仮想通貨)の取引の承認システムの一つです。これはいったいどんな仕組みでどういう特徴を持っているのでしょうか?プルーフオブワークに伴うマイニングという作業や、プルーフオブステークとの違いについても説明します!続きを読む Proof of Stakeとは?仕組みやデメリット、イーサリアムの移行予定などProof of Stakeは暗号資産(仮想通貨)取引の承認システムの1つです。ビットコインに次いで有名なあのイーサリアムもこのProof of Stakeへ移行することを発表しています。仕組みや長所・短所はもちろん、イーサリアムの移行時期も教えます!続きを読む 51%攻撃をされたらどんな危険があるの…? 取引の承認権が独占されてしまう! 51%攻撃を行うと毎回ブロックの承認ができるので、マイニング報酬を独占できてしまうのは事実ですがそこはあまり問題ではありません。 51%攻撃で問題なのは、取引の承認権が独占されてしまうため、正しい取引の否認や不正な取引の承認ができてしまうことです。 正しい取引が承認されない場合、例えば、ビットコイン決済可能なお店で客がビットコインでの支払いを行った時に、承認されるはずのその取引が51%攻撃のせいで取り消されてしまって、お店側が損害を被ることになります。 不正な取引の承認ができてしまうと二重支払いが可能になってしまいます。 二重支払いとは?
Proof of Stake(プルーフオブステイク)はProof of Workの改良案として考案されたコンセンサスアルゴリズムです。
Proof of Workは、計算力によってブロック承認権を決めていましたが、Proof of stakeでは保有量によってブロック承認権を決めています。
これにもメリット・デメリットあるのですが、ビットコインに次いで有名なイーサリアムにも実装予定なため注目されています!
もっと詳しく知りたい方はこちで詳しく解説しています。
2018年、コインパートナーが最もおすすめする暗号資産(仮想通貨)はこちら!!目次Proof of Stake(プルーフオブステーク)とはProof of Stakeの仕組みProof of StakeとProof of Workの違いイーサリアム(Ethereum)はProof of Stakeへ移行Proof of Stakeのデメリットその他の承認システムProof of Stakeについての気になるQ&AProof of Stakeまとめ Proof of Stake(プルーフオブステーク)とは Proof of Stakeとは、多くのアルトコインで採用されている、保有している暗号資産(仮想通貨)の量が多いほど取引の承認権、すなわち、新しいブロックをブロックチェーンに繋ぐ権利を得やすい仕組みのことです。ビットコインで用いられるProof of Work(プルーフオブワーク)の改善策として考案されました。 Proof of Stakeを採用する暗号資産(仮想通貨)の種類は多い! Proof of Stakeは非常に多くのアルトコインで採用されています。主な通貨としては、Peercoin(ピアコイン)、Nxt(ネクスト)、BlackCoin(ブラックコイン)などがあります。純粋なProof of Stake以外にもDPoS(Delegated Proof of Stake)やPoI(Proof of Importance)などの改変された仕組みを採用するものもあります。 このProof of Stakeはどのような仕組みになっているのでしょうか。 Proof of Stakeの仕組み Proof of Stakeには2種類ある! Proof of Stakeには実は大きく分けて2種類あります。一方はProof of WorkにCoin Age(コイン年数)という概念を導入したもの、そしてもう一方は純粋にコインの保有量だけが関係するものです。 それぞれの仕組みについて見ていきましょう。 Coin Age(コイン年数)+Proof of Work Coin Ageは(コインの量)×(コインを保有している期間) で定められる量です。すなわち、たくさんコインを持っているほど、その保有期間が長いほどCoin Ageは大きくなります。そして、Coin
Proof of Importance(プルーフオブインポータンス)は、マイニングに代わるハーベストというものがあり、ブロック作成権を決めるときに保有量・流動性などを考慮します。
この、ハーベスト権利を重要度という値で表しています。Proof of Stakeで問題とされている流動性の低下も解決できる仕様になっています。
NEMのハーベストや将来性などについて詳しく知りたい方はこちらで解説しています。
目次NEM(ネム)とは?XEM(ゼム)との違いは? NEMのチャート分析。ニュースと価格の関係は?NEMの問題と将来性NEMの仕組みNEMのメリットNEMのデメリット【NEMの入手方法】オススメ取引所3選【NEMの保管方法】オススメのウォレットは?まとめ NEM(ネム)とは?XEM(ゼム)との違いは? NEMとは、New Economy Movementの略で、ブロックチェーンを用いて新たな経済運動を起こすことを目的としたプロジェクトのことです。 また、XEMとはNEMプラットフォーム上で発行された暗号資産(仮想通貨)の単位のことですが、NEMという名称の方が圧倒的に知名度が高く暗号資産(仮想通貨)自体がNEMと呼ばれることもしばしばあります。 ハーベストという独自の承認システムや、日本企業テックビューロとの提携もあって日本でも知名度の高いこのNEMとは一体どのような通貨なのでしょうか。コインパートナーが詳しく解説していきます! NEMのチャート分析。ニュースと価格の関係は? コインパートナーではネムの投資・トレードに重要な情報がこちらのページでみれるようになっています!ネムのチャートや相場情報、価格予想をリアルタイムで表示し、チャートのテクニカル指数をコインパートナーが独自に開発したAIがリアルタイムで分析して売り買いの分析を表示しています。ネムに投資している人・投資したいと思っている人には、重要かつ最高の情報が集まっているので是非ご覧ください! ネム(Nem):チャート・相場分析・価格予想|CoinPartner(コインパートナー)30人の編集部が提供する暗号資産(仮想通貨)メディア続きを読む (2017年11月29日現在) こちらが公開からのNEMのチャートです。2015年3月31日、NEMが公開されてからしばらくは1XEM=約0.01~0.2円ほどで推移していました。
コインパートナーが2018年最もおすすめする暗号資産(仮想通貨)はこちら!!目次そもそもNEMとは【NEMのハーベスト(収穫)とは】マイニングとどう違う?【ハーベストのやり方 】実際にハーベストをしてみよう!【ハーベストの実績】結果的にどのくらい儲かるの?【ハーベストのしくみ】XEMはどのように分配されてるの?ハーベストのデメリットNEMのハーベストに関するQ&Aまとめ そもそもNEMとは NEM(ネム)とは、New(新しい)Economy(経済の) Movement(動き)の略称です。NEMは2014年にスタートしたプロジェクトで、基軸通貨としてXEM(ゼム)を用い、独自のブロックチェーンを暗号資産(仮想通貨)だけでなく様々な事に活用しようとしています。まさにその名の通り「新たなムーブメント」を起こそうとしているのでしょう。 NEMは、ハーベスト(ハーベスティング)という独自のブロックチェーン承認過程を採用していることでも話題となっています。では今回はその「ハーベスト」について詳しく見ていきましょう! NEMのホームページはこちら 「まずNEMって何?」という方はこちらの記事をご覧ください。 NEM/XEMとはどんな暗号資産(仮想通貨)なのか?チャート・将来性や仕組みを解説!NEMは、ブロックチェーン技術を利用した様々なサービスを提供する革新的なプラットフォームです。この先にカタパルトという大型のアップデートも控えCOMSAとの連携もあるため、将来性も抜群です。PoI、ハーベストなどの仕組みも詳しく解説します!続きを読む 【NEMのハーベスト(収穫)とは】マイニングとどう違う? NEMのハーベスト(収穫)とは、NEMのブロックチェーン上で行われた取引を承認する作業です。約1分に1回行われ、ハーベストをした人には報酬が与えられます。 ここまで聞くと、じゃあビットコインとかのマイニング(採掘)と同じってこと?という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、ハーベスティングとマイニングは根本的に違うしくみです! マイニングでは、Proof of Work(POW)という、採掘をした人に対して報酬が与えられるしくみが用いられ、実際に報酬をもらう(掘り当てる)ためには相当ハイスペックなコンピューターやそれを動かすための膨大な資金、電力が必要となります。 それに対してハーベストはProof
ビットコインの合意形成は、ブロックチェーンのセキュリティーを理解する上でも必要な知識になります。この記事でさらに暗号資産(仮想通貨)の世界を好きになって、もっと知りたくなってくれたらとてもうれしいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。