ビットコインの半減期を控え大きな期待が集まっていた仮想通貨市場で、12日の夜から13日の朝にかけて急落が発生した。
これによりレバレッジをかけていたトレーダーに大きな影響を与えることになった。

急落で1,300億円以上が清算

金曜日の午後からの仮想通貨市場の急落によって、多額の清算が発生した。
CoinGlassのデータによると、特に13日4時台と5時台に清算が集中しており、ロングポジションで6億ドル(919.2億円)以上の清算となった。

また、過去24時間以内では約28万人のトレーダーによるロング・ショートを合わせた清算総額が約8.8億万ドル(約1,348億円)に達した。
この清算の大きさは3月5日以来のものであり、今年2番目の額となっている。

(参考 CoinGlass)

今回の急落は仮想通貨市場で大きなニュースがなく、正確な原因は明らかとなっていない。
一方で、イランとイスラエル間の紛争など、仮想通貨市場と関係のない出来事が原因となっている可能性がある。
金曜日には、バイデン大統領がイランによるイスラエル攻撃を予想していると述べるなど、緊迫した現状が続いている。

またニューヨーク市場でも中東情勢の緊迫化や、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退するなどして市場への逆風が吹いている。

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この記事はTHE BLOCKの「Crypto liquidations creep toward $500 million as major token prices plunge in flash crash」を参考にして作られています。