LINE Nextは1億4000万ドル(約200億円)の資金の一部を使って、AIが生成するキャラクターを使ったソーシャルアプリやWeb3ゲームなど、Web3に特化した新サービスを導入する。

LINEメッセンジャーのNFT部門がWeb3サービス向けに1億4000万ドルを調達

NFTエコシステムの成長に特化したベンチャー企業であるライン・ネクストは、2024年1月にグローバルなNFTマーケットプレイスを立ち上げる準備として、1億4000万ドル(約200億円)を調達した。

LINE Nextは、日本や韓国で人気のメッセージングアプリのLINEから発展したベンチャー企業で、Web3イニシアチブを模索することに専念している。

ピーター・ティール氏が支援するプライベート・エクイティ会社Crescendo Equity Partnersが1億4000万ドルの資金調達を主導した。

発表によると、LINE NextのグローバルNFTマーケットプレイス「DOSI」は、LINEの既存の日本ベースのNFTマーケットプレイス「LINE NFT」と統合された後、2024年初頭にローンチされる予定だ。

新しいNFTマーケットプレイスはモバイルアプリとしてローンチされ、グローバルに利用可能となる。

同社はまた、1億4000万ドルの資金の一部を使って、ユーザーが人工知能(AI)生成キャラクターを配置できるソーシャルアプリやWeb3ゲームなど、Web3に特化した新サービスを導入する。

LINEのNFTマーケットプレイスはFinschiaパブリック・ブロックチェーンを使用し、LINE NextとCrescendoはFinschia Foundationのガバナンス・メンバーとなる。

LINE Nextは現在、世界で550万人のユーザーを抱えている。

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