今月ゼネラルモーターズやウォルマートなど大手企業が仮想通貨・NFT・メタバースに関連する商標出願

20232月、仮想通貨やNFT、メタバースに関連する商標権に係る出願が、依然として多数行われている。

実際、今月には、ゼネラルモーターズやラコステ、ウォルマートなどが上記分野に関連する商標出願を行っている。

今月半ば、自動車大手ゼネラルモーターズは、シボレーとキャデラックのブランドをカバーする、NFTに関連する2つの新たな商標出願を提出した。申請書によると、同社は収集可能なアートワーク、テキスト、オーディオ、ビデオなどを含むダウンロード可能なデジタル メディアファイルに強い関心を持っているという。

また、同時期、フランスのアパレル大手ラコステは、「CHAMPS-ELYSEES」との名称に係る商標を5件申請した。アプリケーションには、NFT、仮想通貨トランザクションソフトウェア、仮想衣類、仮想商品の店舗、仮想不動産サービスの計画が詳しく記載されている。

さらに、ウォルマートは、今月初めに「SamsClub」との名称、及びロゴに係る出願申請を行ったことが、USPTOライセンスの商標弁護士であるMike Kondoudis氏の報告によって明らかとなった。同社は、NFTやブロックチェーンソフトウェア、バーチャルリアリティ ヘルスケア、仮想通貨取引などの計画を主張していた。

このような多くのグローバル企業による、仮想通貨やブロックチェーンに係る商標出願は、昨月1月から続くトレンドの一つである。前出のMike Kondoudis弁護士も、商標出願は「申請書に記載された製品やサービスに商標を使用する将来の計画の信頼できるシグナルである」と説明しており、今後の各企業の動向に注目が集まる。

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この記事は「Car makers, fashion giants and pet food brands seek Web3 trademarks as 2023 rolls on」を参考にしています。