ビットコインの自動売買で楽して稼ぎたい!だけどなんか難しそう。プログラミングできないけど私でもできる?
など様々な疑問を抱えているのではないでしょうか?
新しいことを始めるときは、色々調べて知識を高めてから始めたほうが失敗が少ないですよね!
この記事では、自動売買のメリット、デメリットはもちろん、おすすめの勉強方法まで解説します!
この記事を読めば、ビットコインの自動売買についての基礎知識が身につきます!
目次
自動売買とは、コンピューターにあらかじめ作っておいたルールに従わせ自動で取引させることです。
bot(ボット)やシステムトレードなどと呼ばれることもあります。
例えば、100円~150円の間でレンジを形成していた時に、100円が底値、150円が高値、100円を切ると下がる、150円を超えると上がると想定したうえで下記のようなルールを作ります。
・100円で買い注文
・150円で売り注文
・99円or151円で損切り
・99円or151円を超えたら停止
この場合、100円~150円の間で値動きしている限り、コンピューターはこのルールに従い自動で取引し続けてくれるということです。
コンピューターは人間と違い休む必要がないので寝ている間、仕事をしている間、昼夜問わずルールの範囲内であれば常に働き続けてくれます。
一度ルールを作ってしまえばコンピューターがルールの範囲内で自動で取引してくれるので、手動で取引するデイトレーダーなどとは違い画面に張り付いておく必要や、売買のタイミング、チャート分析をする必要がないのでストレスが少ないといえます。
すべての取引をコンピューターに任せているので手動で取引する時と比べ、一回一回の取引で感情的にならないことで、感情的になりルールを破って取引をしてしまい大きな損失を出してしまうといったリスクがありません。
ビットコインは、ボラリティが大きいので大きな利益が狙いやすいです。なのでそのボラリティの大きさを狙って自動売買のルールを作ると大きな利益を稼ぐことができるかもしれません。
ビットコインは、FXや株式投資と違い取引所は24時間365日取引できるので、毎日稼ぐチャンスがあり収入のアップにつながります。正確には取引所によって1日に1度メンテナンスがあるので24時間取引できない場合もあります。
例えば、1日に平均10,000の利益を出す自動売買を作ったとしたら、1年で100万円以上の差が付きます。
| 1年で取引できる日数 | 1日平均利益10,000円の場合 |
FX、株式投資 | 約240日 | 240万円 |
ビットコイン | 365日 | 365万円 |
ビットコインの市場はまだ新しく、FXや株式投資に比べてシステムが不安定ということや、参加者が少ないということもあり、FXや株式投資では通用しない自動売買でもビットコインでは通用するということなど、まだまだ稼げるチャンスがあります。
自動売買は、過去の値動きなどから未来の値動きを予測しルールを作っていきますが、ビットコインはまだ新しく過去のデータが少ないので値動きを予測するのが難しいです。
なので、ルールを決めることが難しいことや、昨日通用していたルールが今日は通用しないということもあります。
ビットコインの市場はまだできたばかりということもあり、ビットコインに影響のある誰かの発言、どこかの国でビットコインに規制が入る、どこかの取引所でハッキング被害が発生するなど予期せぬ出来事で損失するリスクがあります。
ビットコインの取引所は、株式投資やFXと比べてシステムトラブルが多いです。なので、ビットコインの取引所で突然取引ができなくなり自動売買が停止してしまい損失をするリスクもあります。
アービトラージとは、同一の金融商品の価格が一時的に取引所で広がった際に割高な法を売り割安な法を買い価格差が縮小した際に反対売買することです。
アービトラージは理論上100%稼げるので、ほかの投資家たちからも大変人気のある手法です。なのでそこに価格差がある限り、競争が生まれ続け価格差が生まれないようになり、価格差が発生したとしても、すごく小さい価格差であったりすぐに修正されるようになっていきます。
なので、ビットコインでアービトラージをできる機会もどんどん少なくなっていくと思います。
この手法は、安い取引所で買って高い取引所に送金して売るという手法で紹介する手法の中で唯一の現物取引なので、複数の取引所に口座を開設している方はすぐに始められる手法です。
しかし、送金している間に価格が大きく動いて損をしてしまうリスクや価格差よりも手数料のほうが高ければ利益が出ないので手数料を確認しておく必要があります。
具体例:取引所間で下記のように価格差が広がっていたとするとBtcBoxで買ってbitFlyerに送金して売り価格差が利益になります。
取引所 | 価格 | 売買 |
bitFlyer | 1,010,000 | 売り |
QUOINEX | 1,105,000 | ー |
Zaif | 1,009,000 | ー |
BtcBox | 1,002,000 | 買い(送金) |
coincheck | 1,103,000 | ー |
この手法は、取引所間で価格差が開いたときに割安な取引所で買い、割高な取引所で同数を空売りをします。そして割安な取引所で買ったのを割高な取引所に送信して売ると同時に空売りした分も決済します。この手法は空売りを用いることで送金の間に起きる価格変動の影響によるリスクがありません。
具体例:BtcBoxで買うと同時に同数をbitFlyerで空売りしたらBtcBoxからbitFlyerに送金して売却、決済します。
取引所 | 価格 | 売買 |
bitFlyer | 1,010,000 | 空売り |
QUOINEX | 1,105,000 | ー |
Zaif | 1,009,000 | ー |
BtcBox | 1,002,000 | 買い(送金) |
coincheck | 1,103,000 | ー |
この手法は、取引所間に生じた価格差は収縮していく特性を利用した方法です。なので取引所間の価格差を見つけ割安の取引所で買い割高な取引所で空売りをしたあと送金はせずに価格差が収まったところで両方のポジションを決済します。
具体例
取引所 | 価格 | 売買 |
bitFlyer | 1,010,000 | 空売り |
QUOINEX | 1,105,000 | ー |
Zaif | 1,009,000 | ー |
BtcBox | 1,002,000 | 買い |
coincheck | 1,103,000 | ー |
アービトラージは、価格が広がらなければ取引できないので手動で行う場合、ずっと画面に張り付いて価格が広がるのを待っていなければいけません。
しかし、自動売買であればいくつかの取引所の価格を一定の間隔で取得し取引所間の価格が開くのを発見させ自動で取引させることができます。
手動の場合、取引所の価格差が広がるのを発見してそこから売買を始めるので自動売買よりも遅い、価格差が広がっているのを見落とす場合や、注文を出すときに注文数を間違えたり送金先の取引所を間違えたりする可能性もあります。しかし自動売買の場合、プログラム通りに動くのでそういったミスがありません。
手動の場合、自動売買に比べて取引スピードが遅いので小さな価格差では取引ができないです。しかし、自動売買の場合は手動取引と比べものにならないくらい取引スピードが速いので小さな価格差でも小さな利益を何十回、何百回と積み重ねることで十分に稼ぐことが可能です。
APIとは、Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインターフェース)の略称で、簡単に説明すると「ボタンを押すと電気が付く」「アクセルを踏むと車が進む」などといったものが公開されていて、それを利用できるということです。
各取引所で公開されているAPIの、「板情報を取得する」「何円に注文を出す」といったプログラムコードを利用することで一からプログラムを組む必要がなく開発時間が大幅に削減されます。
要するに、APIを利用すればビットコインの自動売買が簡単に作れるということです。
APIの利用方法するには、APIを公開している取引所へ口座を開設する必要があります。
次に、取引所でAPIキーを取得します。APIキーがなくても動くAPIもありますがAPIキーを取得することですべてのAPIを利用できるようになります。
APIキーは、第三者に知られないように大切に保管しておきましょう。
多くの方が、ブログなどで自動売買の作り方など丁寧に説明してくれています。
なので、そういったブログなどを参考にしたり、まずは同じのを作ってみるなどして、実際に自分の手で作ることで自動売買に関わる知識が増え、思い通りの自動売買が作れるかもしれません。
プログラミングを勉強することで、APIの知識も深まり「こんな自動売買」作りたいと思ったときにすぐに形にできるかもしれません。
おすすめのプログラミング言語はPythonです。Pythonはプログラミング言語の中でも人気な言語であり、実際にブログなどでもPythonで解説している人も多いです。なので、情報量が多いことからスムーズに開発ができると思います。
誇大な広告をしがち!
例えば、100%稼げる!最低月利20%以上!確実に〇〇!億万長者続出!などといった一見「めっちゃすごいじゃん」と思える内容ですが、こういった誇大に広告しているもののほとんどは詐欺です。
時間制限を設けたがる!
例えば、公開終了まで残り〇分〇秒!今なら〇〇円のところ〇円に!という風に時間制限をすることで消費者に「早く買わなきゃ」と思わせ冷静な判断をさせないという詐欺の手法の一つといえます。
自動売買の成績を公表する主な方法として、バックテストとフォワードテストというものがあります。
バックテストとは、過去の相場でこれくらいの利益が出せました!というものです。一方、フォワードテストは現在の相場でこれくらい利益が出ています!というものです。
バックテストは、ごまかしやすく詐欺のほとんどがバックテストしか公開しています。なのでフォワードテストが公開されているものを選んだほうがいいでしょう。
いかがだったでしょうか?
結局ビットコインの自動売買を作るには、稼げるかどうかは別としてAPIを使えば簡単に作ることができ、より複雑な自動売買を作りたいと考えているならプログラミングの知識が必要ということです。
まずは、取引所でAPIキーを取得してブログで紹介してある自動売買を作ってみましょう!
手っ取り早く始めたい方は自動売買ソフトを購入するという方法もありますが、高価であったり詐欺の可能性もあるので購入する際には十分に注意しましょう!